« 4月からの生活のために(その2) | トップページ | 安保法制懇の「政局的平和主義」-集団的自衛権をめぐって- »

2014/04/01

「慰安婦=性奴隷」に対する日本の反論文書を入手 国連報告は「不当」「歪曲」と批判も撤回

 産経新聞は、日本軍「慰安婦」問題で大型の連載をはじめた。

「慰安婦=性奴隷」に対する日本の反論文書を入手 国連報告は「不当」「歪曲」と批判も撤回(産経新聞) 2014.4.1 08:08 (1/2ページ)[「慰安婦」問題]

 慰安婦募集の強制性を認めた平成5(1993)年の河野洋平官房長官談話を引用し、慰安婦を強制連行された「性奴隷」と認定した96年2月の「クマラスワミ報告書」について産経新聞は31日、日本政府がいったん国連人権委員会(現人権理事会)に提出しながらすぐに撤回した反論文書を入手した。文書は報告書を「極めて不当」「無責任で予断に満ち」「歴史の歪(わい)曲(きょく)に等しい」と厳しく批判したが、非公開のため「幻の反論文書」となっている。
 文書はクマラスワミ報告書が国連人権委に提出された直後の96年3月にまとめられたもので全42ページ。撤回した理由について、複数の外交筋は「反論することで、かえって慰安婦問題の議論を起こしかねないと懸念したためだ」と述べる。
 報告書は、強制連行の証拠はみつかっておらず「もっぱら被害者自身の口頭証言に基づく」と指摘しながらも、河野談話を根拠として、強制連行を認定した。
 これに対し反論文書は、クマラスワミ報告書を「偏見に基づく」「随所に主観的な誇張」などと強調。報告書が明確な誤りの多いオーストラリア人ジャーナリストのジョージ・ヒックス氏や、戦時中に下関で労務調達に従事し「奴隷狩り」で慰安婦を集めたと虚偽証言した吉田清治氏らの著作を引用していることから、「本来依拠すべきでない資料を無批判に採用」と批判した。…

 しかしまあ、産経は、いろいろな政府文書を容易に手に入れることができるのだなあと改めて思う。

 だけど、連載そのものは、別段新しい論点はない。その後、歴史研究者による反論や、新たな証拠の提示などについても何も答えていない。
 と、同時に、くり返しおこなわれる慰安婦否定の暴論の原型がここにあるということが、むしろよくわかるものではあるのだけど。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 4月からの生活のために(その2) | トップページ | 安保法制懇の「政局的平和主義」-集団的自衛権をめぐって- »

平和」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/59395618

この記事へのトラックバック一覧です: 「慰安婦=性奴隷」に対する日本の反論文書を入手 国連報告は「不当」「歪曲」と批判も撤回:

« 4月からの生活のために(その2) | トップページ | 安保法制懇の「政局的平和主義」-集団的自衛権をめぐって- »

無料ブログはココログ
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30