米タイム誌が「愛国者・安倍首相」特集 保守の姿勢紹介
やっぱり、とまらないなあ安倍さん。
米タイム誌が「愛国者・安倍首相」特集 保守の姿勢紹介(朝日新聞)「THE PATRIOT(愛国者)」。米誌「タイム」アジア版は19日発売の最新号で、安倍晋三首相の特集記事を掲載した。
表紙を飾った顔の横には「愛国者」の文字とともに、「安倍晋三はより力強く、はっきりとした日本の夢を描いている。それがなぜ多くの人を不快にするのだろう」との問いかけが添えられた。特集記事はオバマ米大統領の訪日を前に、首相の靖国参拝や憲法改正をめざす保守的な姿勢を紹介。高い支持率と中国との緊張関係との関わりについても指摘している。
同誌によると、安倍首相自身は2006~07年に3度、同誌の表紙に登場しており、今回で4回目だという。過去には小渕恵三元首相が、米紙で「冷めたピザ」と酷評されたことを逆手に取り、ピザを手に笑顔で表紙を飾ったこともある。
だけど、日本の新聞は何と、その本質をはぐらかして報じていることか。
次は、東亜日報。
安倍首相が再び妄言、慰安婦の強制連行を否定(東亜日報)日本軍慰安婦問題の解決に向けた韓日局長級協議が始まり、オバマ米大統領の韓国や日本などアジアへの歴訪を控えている中、日本の安倍晋三(写真)首相は、日本軍慰安婦の強制連行の証拠が無いという主張を繰り返している。
17日に発行した米ニュース週刊誌タイムの28日付の表紙人物に登場する安倍首相は、インタビューの記事で、「政権1期目の安倍内閣は、慰安婦の強制募集を裏付ける情報がないと結論付けたが、多数の日本国民がそれを知らず、国際的にも知られていない」と語った。安倍首相が語った「結論」とは、1期目の安倍政権時代の07年3月の閣議決定を指している。
安倍首相はさらに、「私は先の選挙(12年12月の衆議院選挙)過程で、この閣議決定や河野談話を一緒に考察すべきだと主張した」とし、「私がこれまで発言してきたおかげで、今は多くの国民がこの問題について知るようになった」と語った。
安倍政権は、河野談話を維持すると口にしながら、その中身を形骸化させるための検証チームを立ち上げるなど、河野談話を傷つけることに、依然打ち込んでいる。彼のタイムとのインタビューの内容も、その延長線上にある。
1993年、河野洋平当時の官房長官が発表した河野談話は、「甘言、強圧によるなど、本人らの意思に反し、慰安婦を募集した事例が多く、さらに、役所などがこれに直接加担したこともあったことが明らかになった」と記している。
安倍首相は、改憲についても「米国は6回も修正したが、日本は一度もしていない」と強弁した。これは、軍国主義日本を経済大国へと導いた平和憲法の誕生背景に背を向けた答弁だ。氏は、A級戦犯が合祀されている靖国神社への参拝についても、「国のために無限な犠牲をした魂を称えるために、靖国を訪問し、参拝した」と主張した。…
ここまで明らかな資料がそろっても、まだ強制はなかったと、河野談話を空洞化させようとする。それも米誌で平然という。それが、国際的にどのようにみられるのかを理解していないんだよなあ。驚くべき人だ。
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