石原慎太郎、衝撃発言「皇居にお辞儀するのはバカ」「皇室は日本の役に立たない」
今日、ちょっと話題になった記事。
石原慎太郎、衝撃発言「皇居にお辞儀するのはバカ」「皇室は日本の役に立たない」(ビジネス・ジャーナル)…
●石原氏「国歌は歌わない」
「文學界」(文藝春秋/3月号)に「石原慎太郎『芥川賞と私のパラドクシカルな関係』」と題されたインタビューが掲載されているのだが、そこで石原氏は「皇室について、どのようにお考えですか」と聞かれ、次のような発言をしているのだ。
「いや、皇室にはあまり興味はないね。僕、国歌歌わないもん。国歌を歌うときにはね、僕は自分の文句で歌うんです。『わがひのもとは』って歌うの」
つまり、石原氏は国歌を歌わないばかりか、仕方なく歌う場合には歌詞を「君が代は(天皇の世は)」ではなく「わがひのもとは(私の日本は)」と歌詞を変えてしまうというのだ。
代表的な右派論客が堂々と天皇をないがしろにするような発言をしていることに驚かれる読者もいるかもしれないが、石原氏がもともと反天皇制的なスタンスを取っていることは一部では知られていた。今から約50年前、天皇一家の処刑シーンを描いた深沢七郎の小説『風流夢譚』をめぐって、右翼団体構成員が版元の中央公論社の社長夫人と家政婦を死傷させる事件が起きているが、事件の直前に石原氏はこの小説について、こんなコメントを寄せている。
「とても面白かった。皇室は無責任極まるものだし、日本になんの役にも立たなかった。そういう皇室に対するフラストレーションを我々庶民は持っている」(「週刊文春」<文藝春秋/1960年12月12日号>)
…
そもそも、国歌斉唱時の起立義務付けをしながら、自分は斉唱拒否なんていう神経が尋常ではないわけだけど、なかなか面白い発言でもある。
皇太子のインタビューを編集して、核心部分をカットしてNHKが放送したりがおこなわれるなかで、小林よしのり氏などが天皇ぬきのナショナリズムにつながると危惧を雑誌で表明していたけれども、そういうナショナリズムの流れは今なお存在する。
だけど、そもそも、政治家のなかには、天皇の役割を軽視する流れも明らかにあって、そういう発言もくり返されている。
新自由主義の時代に国民を統合するためにナショナリズムが利用される。だけど、その内実ははっきりしない。国家のために貢献する国民という国民像が想定されているとしても、そこで強調されるのはせいぜい公共心とかいうレベルにすぎない。そしてその外側での、むすびつきという点で、日本文化みたいなことが言われ、そこで天皇イデオロギーが利用されるというレベルにとどまっている。
いまだ、保守層としても、どのように国民を統合するかは答えがあるわけではなのだろうと思う。そういうなかで、ナショナリズムの中身も、天皇というものをめぐっても、迷いと試行錯誤、対立と分岐がおこっているのかなあなどとも感じさせられるのだけどなあ。
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コメント
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結局のところは、戦前の日本というのは、大日本間抜け帝国に他ならないし、「お国のため、天皇陛下のため」等と言っておきながら、天皇陛下も知らないところで、自らの欲望に溺れ、権力欲を誇示し、これを維持したいがために、天皇陛下を騙し、日本国民を騙して、一億総懺悔という愚かな過ちにより、日本を滅ぼす大罪を引き起こしておきながら、天皇陛下にこの罪を被せて、自らは、この罪から逃れてでも、戦前の日本を取り戻そうとしているに過ぎないという真実を裏付ける動かぬ証拠というものを、自ら曝け出したに過ぎないという真実を見破れば、「右翼の軍国主義者だと呼びたければ、どうぞ呼んで下さい」等と発言した、使い物にならない間抜け総理に他ならない安倍首相と、本質的に同じ穴の狢に過ぎないという真実を見破れば、さすがに怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんが、同時に、これでは天皇陛下が此れ程可哀想なことはないと思うと、もう此れ程悲しいこともございませんし、世界的に見れば、これこそが全人類の大敵に過ぎないという真実を見破れば、物凄い笑い話にしかならないということにも気づいていないようでは、此れ程愚かなことはないとしか言いようがありませんね。
中国ならびに韓国からすれば、南京大虐殺をはじめ従軍慰安婦問題の真実を裏付ける動かぬ証拠を、外交カードにでも利用すれば、まんまと騙されたふりをして、ロシアと共に、国連安全保障理事会にて、旧敵国条項に基づき、制裁決議を発動させ、幾らでも日本国を厳しく断罪するための「逆転の罠」として利用するならば、これに対しては、今度はこうした右翼を除く日本国民全体が、まんまと騙されたふりをして、「全く持って、恥ずかしいことはございませんが、日本の安倍首相を馬鹿にして、日本国を馬鹿にして、靖国神社を冒涜して頂きまして、誠に有難うございます。このままでは取り返しの付かないことになっては、たまったものではなりませんし、天皇陛下にしても、此れ程お気の毒なこともございませんし、日本の将来のためにもなりませんので、今後は容赦なく、安部首相なんか、幾らでも馬鹿にして、日本の右翼連中こそ、反日活動家と同じ穴の狢にすぎませんので、もう容赦なく、幾らでも日本国を馬鹿にしてコケにして、靖国神社については、もう幾らでも冒涜して下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」と誇りを持って応えてあげると同時に、アメリカに対しては、まんまと騙されたふりをして、「中国、ロシアから、国連の安全保障理事会にて、旧敵国条項に基づき、制裁決議が突き出されました際には、どうぞ遠慮なく、拒否権を行使することなく、制裁決議を発動して、日本国を国連信託統治国に貶めて下さいます様、どうぞいよろしくお願い申し上げますと共に、安部首相なんか、幾らでも馬鹿にして、日本の1%の金と権力の亡者なんかどうなろうと関係ないし、日本政府にしてもどうなろうと関係ないし、日本の右翼連中にしてもどうなろうと関係ないし、これらこそ全人類の大敵にほかならないどころか、極めて厄介な害虫にほかなりませんので、容赦なく、幾らでも叩き潰して下さって結構ですので、この見返りとして、憲法9条にノーベル平和賞のお墨付きだけでも賜ります様、どうぞよろしくお願い申し上げます」と誇りを持って応えてあげることで、靖国神社に対しては、まんまと騙されたふりをして、「世界中からは、もう幾らでも冒涜されようが、一切関係なく、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守ってあげながらも、大切に存続だけはさせてあげますので、どうか、これに対して、幾らでも涙を流しながらも、深く感謝をして応えてくだされば、これだけで結構ですので、どうぞご安心して、幾らでも深い悲しみを分かち合いながら、そっと静かに鎮め込み、安らかにくたばって下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」ということで応えてあげることで、これこそを「間抜けの大どんでん返し」とでも称する物凄い逆転の罠として利用することで、「さらば暴政」、「さらば原発」というものに繋げ、「さらば大日本帝国」、「さらば英米傀儡」、「さらば新自由主義」、「さらば靖国神社」、「さらば右翼」ということで、そっと静かに葬り捨ててしまうことで、これを乗り越えて、幾らでもひっそりと静まり返った日本社会となって安定化させることで、国際社会の中に、天皇陛下と共に、誇りを持ってひっそりと没落させてあげることで、名誉ある孤立化をして、そっと静かにいないふりをしながらも、成熟した大人の国として自立して行く道を選択して行くことで、日本の運命を大きく変えていくことこそ、何より大切なことでは無いでしょうか。
投稿: asa | 2014/03/07 20:47