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2014/02/11

若者は保守化したのか?

 今日は、こんな記事があった。

(時時刻刻)田母神氏60万票の意味 「ネット保守」支持 都知事選(朝日新聞)

 9日投開票の東京都知事選で、田母神俊雄氏(65)が60万票余りを獲得した。支援者らは、従来の保守層よりも過激な傾向があり、愛国的なネットユーザーたちである「ネット保守」が予想を超える善戦を生んだと沸き立つ。これまで実態が見えなかった新たな保守層が、田母神氏の「基礎票」になって現れた、との見方もある。
 9日午後8時半過ぎ、東京・市谷の選挙事務所に姿を見せた田母神氏には、悔しさがにじんでいた。
 報道各社が舛添要一氏(65)の当選確実を伝えた直後に記者会見に臨んだ田母神氏は、はじめこそ「組織票がない中で一定の成果はあった。満足すべきかなと思う」と選挙戦を総括した。しかし、敗戦のショックからか、その言葉には次第に悔しさが募っていった。「やっぱり組織票は強いんだなあと実感した」。会見を10分余りで終えると、事務所を去った。
 だが、午後9時を過ぎて開票が始まると、事務所の雰囲気は一変した。当初は「30万票は堅い」(陣営幹部)と見ていた得票を大きく上回る伸びを見せたからだ。支持者らは沸き立ち、陣営幹部は「負けた気がしない。戦後日本の欺瞞(ぎまん)、偽善にうんざりしている人たちがこれだけいる。新しい政治勢力の誕生だ」と興奮を隠さなかった。…

 記事では、「20代の24%が投票 都知事選、本社出口調査」との見出しをつけて、「朝日新聞社の出口調査によると、田母神氏は20代と30代の若年層に浸透していた。また、原発を「ゼロにはしない」という人や、政策で「環境・防災」を重視する人の支持も集めた。支援した石原慎太郎氏が共同代表を務める日本維新の会の支持層を集め、自民党支持層の一部も獲得した。年齢別では、20代では、田母神氏に投票したのは24%に上り、舛添氏の36%に次いで2位だった。30代でも田母神氏は17%で、細川護熙氏の15%を上回った。男女別では、田母神氏に投票した割合は、男性が女性の1・7倍に上った」とのべる。

 ボクにとって、「若者は保守かしたのか」「若者はなぜ幸せと感じているのか」という問題は、大きなテーマ。この選挙結果についても、いろいろ資料をあつめて考えたいと思う。
 だけど、あえて、ボクの問題意識から言うと、「保守化」には同意するつもりはない。しかし、そのうえで考えたいことがある。大きくとらえるべきことは、若者は実態も意識も多様化している。そしてそのなかでも、政治への不信と政治との距離のある若者がいまだに多い。しかし、きわめて政治に批判的な層が減っているわけでもない。そのことを前提に考えるべきことだ。そのなかで、微妙な変化がおこっていることはリアルにみるべきだ。いままで、若者のなかで、歴史認識の問題でも、「わからない」と答えていた層が、右揺れしている。一部のそうした動きが、世論調査や選挙結果につながっているのではないか。それをどう考えるのかがテーマか。歴史そのものからの距離。政治や社会との距離の問題。その背景にある、新自由主義と新国家主義の影響。そして、それは多くの若者に共通する問題をはらんでいるだけに、よく考えるべき問題があるのではないかと。いろいろ考えたいと思う。

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