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2014/02/20

多喜二 尹東柱…

 今日は、多喜二が虐殺された2月20日。81年がたつ。「組曲虐殺」をもう一度みたいなあ、などと思いながら、「後に続くものを信じて走れ」という井上ひさしさんの言葉を胸に、刻む。

 もう1人、16日に殺された、尹東柱のことも思いうかべる。彼は、独立の闘志というわけでは決してなく、ただ彼は母国語で、詩を書いただけなのだ。詩というものは母国語以外で書くことは考えられないとある人が言っていたが、その通りだと思う。今年、正月にソウルで尹東柱文学館に行ってきた。韓国の延世大学の構内な尹東柱の碑があり、むこうの学生ならだれでも知っているそうだ。実は、日本にも、同志社大学に、碑がある。

尹東柱詩碑
 尹東柱(ユン・ドンジュ)はコリアの民族詩人であり、クリスチャン詩人です。同志社大学文学部に在学中の1943年7月14日、ハングルで詩を書いていたことを理由に、独立運動の疑いで逮捕されました。裁判の結果、治安維持法違反で懲役刑を宣告され、福岡刑務所に投獄され、1945年2月16日に獄死しました。この詩碑は永眠50周年の記念日(1995年2月16日)に、同志社校友会コリアクラブにより建立されました。

 実は、同志社では新島襄に続く碑なのだ。

 立教でも、こんなとりくみがあるのを山本宗補さんのブログで知った。「詩人尹東柱とともに・2014」(主催:詩人尹東柱を記念する立教の会)という行事。彼は、同志社の前に、立教にも在籍していた。

 昔、尹東柱の詩集をもっていたけど、見つからないので、今日、買ってきた。岩波文庫版。昔持っていたのはちがったやつだったけど。

 2人の治安維持法の犠牲者。だけど、そういうことと無縁ではない社会になりつつあるのだからなあ。

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