「干渉、認めたよう」と米紙 NHK会長発言で
一昨日配信の記事だけど、原文が載ったので、クリップだな。
「干渉、認めたよう」と米紙 NHK会長発言で(共同通信)米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は31日、NHKの籾井勝人会長の発言などを取り上げ、安倍政権がNHKに干渉しようとしているとの不安を籾井氏が「自らの就任会見で事実だと認めたようにみえる」と報じた。
記事は、籾井氏が「政府が『右』と言っているものを、われわれが『左』と言うわけにはいかない」とした発言を紹介。「保守的な現政権に忠実に従うと公言したように思われた」ことで批判を浴びたと述べた。大学教授がラジオで原発問題を話そうとしたところ拒まれた問題も取り上げた。
記事は、日本のメディアについての著作もあるファクラー東京支局長が執筆。
でもって、これがその記事そのもの。
すごいなあと思うのは靖国の問題から、経営委員にお友だちを登用したこと、そのうえに現会長の発言があり、この間の原発問題での、山北氏の発言封殺や、堀さんがNHKをやめるにいたったこと。かつて、「慰安婦」問題の番組改変があったことまでふれているのだから。共同通信はその一部を紹介しているにすぎないわけで……。ほんとに、日本の新聞の弱腰を見せつけられてしまうのだけどなあ。
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