大学生:4割が読書時間ゼロ 自宅生、支出の3割は貯金
この調査をどう読むのか?
大学生:4割が読書時間ゼロ 自宅生、支出の3割は貯金(毎日新聞)全国大学生活協同組合連合会は26日、2013年の学生生活実態調査を発表した。下宿生への仕送りが7年ぶりに増加する一方、貯蓄に回す金額も増加。自宅生は総支出の3割が貯金だった。
調査は13年10月から11月にかけて、全国の30大学の生協で実施。8930人の生活の様子を調べた。下宿生への1カ月の仕送りは前年比で2670円増の7万2280円と7年ぶりに増えた。
自宅生の1カ月の収入も前年比で2630円増の6万990円。小遣いやアルバイト代などが増え7年ぶりに増加した。一方、自宅生の1カ月の貯蓄額は1万7400円で、総支出(5万8890円)の約3割を占めた。
アベノミクスによる景気の回復がささやかれているが、大学生協の福島裕記専務理事は「子どもに金をかける保護者が増えた。交通費などのかかる就職活動に備え、アルバイト代や仕送り金を貯金する学生も多い」と分析する。
一方、1日の読書の時間を尋ねたところ、「まったく本を読まない」という学生は前年比6ポイント増の40.5%。平均時間は26.9分で前年よりも4.1分、短くなった。
調査の概要そのものはこれ。
入り組んでいるというか、ねじれているというか。
経済困難の状況は大きくは変わっていない。だけど、苦しいという認識は強くない。アルバイトも当然のようになっている。
勉強時間は増えている。だからまじめになっているのだろうと思う。だけど、読書時間は低下する。政治への関心は高まっているのだけど、社会認識の広がりがなかなか難しくなっていると見るべきなのか?スマートフォンの普及をあげている見解もあるのだけど、ゲームが普及したのはもっと前だろうしなあ。入り口から、通路がなかなか難しいのだと思うけどなあ。いろいろ調べたい感じがする。
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