既に認定されている患者の約9割では負担が増える! ――難病患者の自己負担、月額1600円減…厚労省
うーん。既に認定されている患者の約9割では負担が増える!
難病患者の自己負担、月額1600円減…厚労省(読売新聞)厚生労働省は、2015年1月施行を目指す新たな難病患者に対する支援制度が適用されると、既に支援を受けている患者と新規で認定される患者を合わせた全体で、医療費の自己負担が平均月額1600円下がるとする試算を公表した。
新制度では、支援対象となる病気を現在の56から約300に拡大する。試算では、新たに難病認定される約50万人の患者は、現在の自己負担金が月額約1万1900円から約3800円に下がる。しかし既に認定されている患者の約9割では負担が増え、約1300円から約2900円に上がる。患者両方を合わせた平均では、約4800円から約3200円に下がるとした。
また、難病の子どもへの新しい支援制度の適用による自己負担額の試算も31日発表。新規の認定患者は、約1万3900円から約2300円に下がるが、現行制度の対象者は、約1300円から約1700円となり、半数以上が負担増となる。全体では約5600円から約1900円に下がる。
たしかに、支援対象者が増えることは大事なことだけど。だけど、難病患者は医療費だけでなく、就労のもんだなども含め、その生活基盤はとても不安定だ。そのうえに、負担増になるというのは、それだけでも大変なこと。難病対策は、まだまだいろいろ大きな課題があることがうきぼりになった感じがする。ほんとうに長いたたかいになっているのだけど、安心して暮らせる施策へ一歩でも二歩でも前進することが、求められているのだろうなあ。
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