« 生活保護受給は3割 自立困難、1割また夫宅に 一時保護のDV被害女性 | トップページ | 除染技術 実用化4件 採算、効率性に課題 »

2014/01/08

自民県連、那覇市議団の処分検討 (意見書全文つき)

 那覇市議会は、仲井真弘多知事の埋め立て承認に抗議する意見書を採択した。

 その意見書は次のようなもの。

 仲井真県知事の辺野古埋め立て承認に抗議し、辺野古移設断念と基地負担軽減を求める意見書

 去る12月27日に仲井真県知事は、辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を承認した。埋め立て承認は、県内すべての市町村長、議会議長、県議会議長らが署名し、普天間基地の県内移設断念などを求めて、安倍晋三首相に直訴した「建白書」に反するものである。
 これまで仲井真県知事は、平成23年5月に辺野古移設に向けた日米共同声明を受け、「県や地元の了解を経ずに移設案が決定されたことは誠に遺憾。受け入れは極めて厳しい」、また続く6月県議会では「県内移設は不可能に近い。拒否の選択肢もある」。同年9月県議会においては、「日米共同声明を見直し、県外移設を求めていきたい」。また、平成24年9月に当時の外相や防衛相との会談では「県外で移設先を探した方が早い」。続く同月の米国ワシントンでの国際シンポジウムでは「他の都道府県への移設が合理的で、早期に課題を解決できる。辺野古移設は見直すべきだ」。そして去る12月県議会においては、「日米両政府に普天間の県外移設、早期返還の実現を強く求めていく。県外で探さないと現実的にはならない」などと、これまで県民の総意を反映した姿勢を示してきた。
 仲井真県知事は、埋め立て申請を承認する一方、「県外移設」要求という前回県知事選の公約は撤回せず、「県外移設の方が早い」との持論を堅持する姿勢を示しているが、これは埋め立て申請を承認することと相いれないものである。
 また、去る12月25日、安倍首相の仲井真県知事との会談での「米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止」に向けた一連の発言は、閣議決定でもなく担保力もないものであり、いわゆる口約束にすぎない。
 当日の安倍首相の基地負担軽減策などの説明に対し、仲井真県知事の「驚くべき立派な内容に140万県民を代表して感謝する」との発言は、県民の思いと大きくかけ離れたものであり、県民の落胆は計り知れないものがある。
 仲井真県知事のこれまでの辺野古問題に関する公約や議会答弁などと、今回の埋め立て申請に対する承認が全く矛盾するものであることは言を俟たず、仲井真県知事が県民に対して説明責任を負うことは言うまでもない。
 よって、本市議会は、安心、安全で平和を求める沖縄県民の期待に反し、辺野古埋め立てを承認した仲井真県知事へ強く抗議するとともに、辺野古移設断念を含めたあらゆる基地負担軽減策を早急に実行するよう政府に要請することを求めるものである。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
 平成26年(2014年)1月6日
                                            那覇市議会
 あて先 沖縄県知事、内閣総理大臣

 これに対し、沖縄二紙が積極的に評価する社説を掲げている。
琉球新報 那覇市議会意見書 民主政治の真価示した
沖縄タイムス [那覇市議会が抗議]知事は政治的徳失った

 ところが、自民党の県連が、おそらく中央の意をくんでだろうが、こんなことに。

自民県連、那覇市議団の処分検討(沖縄タイムス)

 自民党県連は7日の議員総会で、那覇市議会が6日に可決した仲井真弘多知事の埋め立て承認に抗議する意見書に賛成した、県連所属市議団の処分の検討に入った。県連幹部は7日夕に開いた役員会で、所属議員への処分が必要かどうかを協議する県連の党紀委員会に諮る必要があるとの認識で一致。9日にも再度、議員総会を開き、対応を話し合う。
 7日の議員総会では意見書の内容に対し、辺野古移設を容認する県連の方針に反することや、安倍晋三首相が知事に米軍基地負担軽減の意欲を伝えたことを「一連の発言は閣議決定でもなく担保力もないもので、口約束にすぎない」と批判していることを問題視する意見が相次いだという。
 県連所属市議のうち、6日の採決で意見書に賛成したのは、新風会の8人と自由民主党の3人(1人は欠席)。自民・無所属・改革の会の3人と、無所属の奥間亮氏は反対した。
 市議会最大会派・新風会の金城徹会長は「処分の動きが出ることは予想していた。党内手続きの中で(われわれが)申し開きをする機会があるだろう。公開の場で堂々と意見を述べたい」と冷静に話した。
 翁長雄志那覇市長は「議会が決議したことなので、首長の私からはコメントできない」と述べるにとどめた。

 いまだにカネと力で沖縄を抑え込めると思っているのだろうか。なんと愚かなのか。これこそ、民主主義の蹂躙である。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 生活保護受給は3割 自立困難、1割また夫宅に 一時保護のDV被害女性 | トップページ | 除染技術 実用化4件 採算、効率性に課題 »

平和」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

沖縄」カテゴリの記事

コメント

「去る12月25日、安倍首相の仲井真県知事との会談での「米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止」に向けた一連の発言は、閣議決定でもなく担保力もないものであり、いわゆる口約束にすぎない」ということだけでも、このような口約束をしてから、靖国神社に公式参拝を仕出かしたことで、結局のところは、「安倍首相が、自ら仲井真知事を騙し、沖縄県民の騙して、自らの墓穴を掘ったに過ぎない」という真実を裏付ける動かぬ証拠に他ならないという真実を見破れば、「安倍首相がいくら扉を開いていると言っておきながら、自ら、その扉を閉ざしたに過ぎない」という中国の報道官の発言を聞いただけでも、さすがに怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんし、中国に対しても、まんまと騙されたふりをすれば、「全く以て、安倍首相を馬鹿にして、コケにして頂きまして、誠に有難うございます。日本人として、此れ程恥ずかしいことはございませんが、今後は、台湾も含めて、沖縄県民の皆様にも手を貸して頂くのであれば、容赦なく、もっともっと、幾らでも安倍首相なんか馬鹿にしてコケにして、靖国神社については、幾らでも冒涜して下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」と誇りを持って応えてあげたいとしか言いようがありませんね。
これに対して、「一連の発言は閣議決定でもなく担保力もないもので、口約束にすぎない」と批判していることを問題視する意見が相次いだという。ということで、県議団の処分をしようなどとしている自民党の対応というものにも、さすがに聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんし、これでは、アメリカに対しても、まんまと騙されたふりをして、「安倍首相を馬鹿にして頂きまして、誠に有難うございます。全く以て、日本人として此れ程恥ずかしいことはございませんとしか言いようがありませんが、中国がロシアや韓国、ベトナムをはじめ、ドイツやフランス等と共に、国連の安全保障理事会にて、日本国に対して核武装の濡れ衣を着せて、旧敵国条項に従って、制裁決議を発動し、日本国を国連信託統治国に貶めて頂けるのであれば、この見返りとして、憲法9条を保持する日本国民にノーベル平和賞を授与することに、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます」と誇りを持って応えてあげるしかございませんね。
安倍首相に対しては、まんまと騙されたふりをして、「どうぞアメリカの言いなりになって、福島県民の皆様にご奉仕をして、中曽根大震災の尻拭いをして下さい」としか言いようがありませんし、これにより、自民党を引き裂き、日本維新の会をはじめとする補完勢力に過ぎない跳ね返りの右翼政治家を引き裂き、大企業をはじめとする1%の金と権力の亡者を引き裂き、日本政府を引き裂き、原発推進利権共同体を引き裂き、こうしたところにしがみつくことしかできない日本の右翼を引き裂くことで、安倍首相が自ら掘った墓穴の中に突き落としてしまうことになったとしても、これもまた自ら選択した運命に他ならないのだし、自明のことでしかないのは当然のことですが、これを乗り越えて行くことで、憲法9条を保持する日本国民に対する、全人類からのご褒美として、ノーベル平和賞というものを、誇りを持って深く感謝して授与することで、この喜びを、全人類と共に、誇りを持って分かち合うことで、2020年の東京オリンピックならびにパラリンピックも、盛大に成功させることで、全人類の喜劇として、共に分かち合うことが出来る様にして行けば良いのだし、これが結果的に、「さらば暴政」、「さらば原発」というものに繋がって、日本の運命を大きく変えて行くことこそが、何より大切なことでは無いでしょうか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/58906903

この記事へのトラックバック一覧です: 自民県連、那覇市議団の処分検討 (意見書全文つき):

« 生活保護受給は3割 自立困難、1割また夫宅に 一時保護のDV被害女性 | トップページ | 除染技術 実用化4件 採算、効率性に課題 »

無料ブログはココログ
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31