被災地で不登校増加、悩む学校現場
うーん、考えさせられる記事だなあ。
被災地で不登校増加、悩む学校現場(日経新聞)東日本大震災で被害が大きかった地域で子供の不登校が増加し、学校関係者が懸念を強めている。長引く避難生活や家庭環境の変化が影響している可能性があり、宮城県では2012年度に中学校で不登校になった生徒の割合が全国で最も高くなった。子供たちにどんな支援をすればいいのか。明確な対策を見いだせず、学校現場の悩みは深まっている。
「慣れない仮設住宅暮らしに加え、両親の離婚や再婚など家庭環境が大きく変化した子もいる。震災の影響は少なからず感じる」。宮城県沿岸部のある中学校の校長は、被災地の子供たちが直面しているストレスを指摘する。
同校では約400人の生徒のうち6人が不登校。さらに4人が教室に入れず別室登校を続ける。不登校生徒のケアを担当する男性職員は「もともと学校になじみにくかった生徒が、震災後の生活変化でストレスをためて学校に来られなくなったケースもある」と話す。
文部科学省が13年12月に発表した12年度の問題行動調査によると、宮城県の不登校の小中学生は前年度より7.1%多い2511人、高校生は9.1%多い1463人。福島県は小中学生が5%増の1566人、高校生が24.4%増の586人だった。
同省の学校基本調査では、宮城県の中学校で12年度中に不登校になった生徒の割合は3.08%(前年度比0.16ポイント増)。全国で最も高かった。…
県義務教育課の担当者は「阪神大震災では震災3年後に子供の問題行動などが増えたといわれた。その教訓から先手の対応を打ったつもりだが……」と言っているという。子どもの学習支援の活動をしている団体の代表は「気後れしてスクールカウンセラーに悩み相談できない子もいる」とし、学校での対応には限界があることを指摘している。「ボランティアによる放課後教室など、学校外での居場所づくりも解決策になるのではないか」とも。
いずれにしても、復興の遅れというか、当たり前の生活にもどれない現状がいまだ広範囲にあるということなのだと思う。松田さんたちの本を含めて、もっと知らなければならないこと、知らさなければならないこと、考えなければならないことがあるのだなあ。
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