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2014/01/09

特別リポート:福島除染に巣喰う「ホームレス取引」と反社勢力

 ロイターが次のような記事を配信。うーん、ひどい話だ。

特別リポート:福島除染に巣喰う「ホームレス取引」と反社勢力(ロイター)

1月8日、福島での除染や復興事業の一部が、作業員不足につけ込んだ不法行為の温床となり、暴力団関係者の資金源にもなっている実態が明らかになった。
 冬場の最低気温が氷点下にもなる未明の仙台駅。凍てつく寒さをこらえながら、段ボールにしがみつくようにして眠る路上生活者たちを、ほぼ毎日のように訪れていた人物がいる。
 元プロレスの興行師だったというこの男性は生活困窮者を支援するケースワーカーではない。放射能汚染が続く福島での除染作業などにホームレスを送り込む手配師のひとりだ。
 「俺のような手配師は誰でもここに来て、作業ができそうなやつを探してきたんだ」。
 がっしりした肩を揺すり、寝込んでいるホームレスの間を歩きながら、佐々誠治(67)はロイター記者にそう話した。除染やがれき処理などに作業員を送り込む手数料として、佐々が受け取っていた謝礼は作業員1人当たりおよそ1万円。始発電車もまだ動いていない夜明けの仙台駅は、実はそうした「ホームレス調達」の拠点と化していた。
 福島地域の放射能汚染によって避難生活を強いられている被災者は14万人にも及ぶ。彼らが帰還するには、徹底した除染や復興推進が絶対条件だ。しかし、ロイターによる政府資料の分析や多数の関係者への取材で明らかになったのは、国から膨大な事業費が流れこむ除染や復興事業の一部が、作業員不足につけ込んだ不法行為の温床となり、暴力団関係者の資金源にもなっている、という実態だった。……

 ここから見えてくるのは、従来型の公共事業がそのまま継続していて、その利権にゼネコンと暴力団が巣くっているということ。そもそも、除染を専門的な方法で、すすめる決意もなく、体制もつくらない国の政策がそれを支えているということ。なんなんだこれは。
 結局、その結果、困るのは、低賃金で働かされる除染労働者。そして、十分な除染がおこなわれないまあ、ここで暮せといわれる現地の人々。ここにも日本の政治のいまがある。

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