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2013/12/10

いじめ認知19.8万件=過去最多、2.8倍に-12年度問題行動調査・文科省

 いわゆる「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の公表があった。ニュースはいじめに注目する。

いじめ認知19.8万件=過去最多、2.8倍に-12年度問題行動調査・文科省(時事通信)

 2012年度に全国の小中高校などが把握したいじめは前年度の2.8倍の19万8108件だったことが10日、文部科学省の問題行動調査で分かった。1985年の調査開始以来最多。同省は、大津市の中2男子自殺問題を受け教員らの意識が向上し、積極的に把握に努めたためと分析する一方、「これまでの認知に不十分な点があった」(児童生徒課)と話している。
 都道府県別では、最多の鹿児島が3万2167件(1000人当たり166.1件)、最少の佐賀が207件(同2.0件)。昨年11月公表の12年度上半期の緊急調査(全国で14万4054件)と同じく大きな開きが出た。同課は、調査手法の違いや事案の認識に差があったのが理由とみている。
 学年別では中1が14.9%で最も多く、小3~5と中2が11%前後で並んだ。いじめの97.3%は解消済みか一定の解消が図られたが、転校や退学も783件(0.4%)あった。
 態様別(複数回答)では「からかい、悪口や脅し文句」(64.3%)、「遊ぶふりをしてたたかれたり蹴られたりする」(21.4%)、「仲間外れや集団無視」(21.3%)が上位を占めた。項目ごとの割合は前年度と大きくは変わらず、パソコンや携帯電話を使ったいじめは0.3ポイント減の4.0%(7855件)だった。
 一方、自殺した小中高生は前年度より6人減って196人。うちいじめが要因に含まれるのは中学生5人、高校生1人の計6人だった。
 不登校は小中で前年度比4769人減の11万2689人だったが、高校では同1303人増の5万7664人だった。

 調査結果そのものはここ。
 ここ数年は、データの発表だけで、調査の概要だとかはつけないようにしているのかなあ?

 ただ、いじめに焦点が当たることそのものは、当然でもあるのだけど、この数字そのものはやはりまだまだ実態の全容を反映したものではないのだろうなあ。
 と、同時に、それでも、子ども世界におこっていることのしんどさは垣間見える。不登校も、中退も、高位でとどまっている。その裏側には、どれだけ子どもの傷があるのかということを思えば、その要因の把握や、そのことを意識した現場のとりくみがなされるような教育環境づくりに、もっと政策の側が接近してほしいものなのだけれども。とくに自殺が掌握されているだけで196人というのは、やはりショックな数字でもある。ここでいじめが原因というのが、少ないのも気になるところ。深刻な事態がおこったときの、隠ぺいという問題はどこまで解決したのかも、問われるところでもあるのだろうなあ。

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