見えない世界に生きる 知的障害の女性たち
シリーズ貧困拡大社会の第19回め。
全国に200万人いるといわれる知的障害者のうち、何らかの福祉サービスにつながっているのは、わずか4分の1あまりの55万人。
「一見わかりづらい」軽度知的障害者の多くは、適切な支援もなく見過ごされていると考えられています。このため、就職や社会に出る場面で挫折し、そこに貧困や家族関係の問題などが加わって、孤立してしまう人も少なくありません。 ときには住む場所さえ失われる中、女性は生きていくためのギリギリの選択として、性産業に身を置いたり、男性宅を転々としたりする人も多いことが取材を通してわかってきました。男性より、路上生活などに伴う危険性が高いため、誰かに関わって生きているのです。しかし、障害ゆえにお金を騙し取られたり、暴力の被害に遭うことも多いのです。
「普通に働きたかったけど、仕事がわからず失敗ばかりだった。助けてくれる人もいなかった」。そう話す彼女たちを、どのように見つけ、サポートしていけばいいのでしょうか。実態を見つめ、支援のあり方を考えます。
このテーマだと、『家のない少女たち』や『出会い系のシングルマザーたち』など鈴木大介さんのルポを読んだのを思い出す。社会そのものは、いっそう経済困難にある状態の人に、困難が降りかかかるようになっている。軽度の知的障害ある人たちは、福祉の網にはかからずに、社会にどこかに沈殿していく。その受け皿になっている性産業。闇の中に沈殿していくだけに、実態をつかんだり、支援をすすめたりすることもかなり困難な状態にある。
当事者の自立への思いと、必死のがんばり、支援者のあたたかい励ましの取り組みにはあたまが下がる。だけど、困難は複合的にふりかかってくる。それを乗り越えていくには課題が山積みなのも事実。そのことに比して、政治や社会が冷たすぎるのはあまりもに明白な事実なんだよなあ。
« いじめ認知19.8万件=過去最多、2.8倍に-12年度問題行動調査・文科省 | トップページ | 秘密保護法成立に「暗い気持ち」 作家の大江健三郎さん »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- PFAS 公害裁判 そしてトラツバ(2024.09.12)
- 「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」(2024.09.10)
- 自民党総裁選への「現職」不出馬、菅義偉・前首相に続き2代連続…鈴木善幸氏や海部俊樹氏の例も(2024.08.14)
- 『沖縄県知事 島田叡と沖縄戦』と「島守の塔」(2024.07.28)
- 「奥能登に生きる〜2つの過疎の町と震災〜」(2024.07.21)
「政治」カテゴリの記事
- 「日米軍事同盟・「戦争する国」づくりの新段階」 日米の統制の一体化などなど(2024.09.14)
- PFAS 公害裁判 そしてトラツバ(2024.09.12)
- 10月号ができました(2024.09.11)
- 「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」(2024.09.10)
- 赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載(2024.09.09)
「経済」カテゴリの記事
- PFAS 公害裁判 そしてトラツバ(2024.09.12)
- 「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」(2024.09.10)
- 赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載(2024.09.09)
- 河野大臣「自由に働き方を決められる制度が大事」 希望者には“勤務時間の上限廃止”も 働き方の規制緩和を表明(2024.09.05)
- 小1の不登校が2年で倍増 「幼・保・小」の連携で対応(2024.09.01)
「若者」カテゴリの記事
- 給食ない夏休み「恐怖」 過去最多2921の困窮家庭へ緊急食料支援(2024.07.25)
- 「命と向き合った日々」(2024.07.07)
- 深夜の東大安田講堂前に学生100人集結、警察官臨場も… 授業料値上げを巡る「総長対話」の一部始終(2024.06.24)
- 東京大学 授業料引き上げを検討 学生らの団体 撤回を訴え(2024.06.14)
- 来春卒大学生の採用面接解禁 既に内定率78%、進む形骸化(2024.06.01)
コメント
« いじめ認知19.8万件=過去最多、2.8倍に-12年度問題行動調査・文科省 | トップページ | 秘密保護法成立に「暗い気持ち」 作家の大江健三郎さん »
こういう女性たちというのも、「障害ゆえにお金を騙し取られたり、暴力の被害に遭うことも多いのです。」という事実だけでも、戦前の日本に置き換えれば、韓国からすれば、お国のため天皇陛下のためと言っておきながら、戦場で慰安所なることろで、使い物にならない間抜け兵士の性奴隷として、好き勝手に弄ばれたなんていう従軍慰安婦問題の真実を裏付ける動かぬ証拠になってしまうばかりでしかないという真実を見破れば、もう怒りなんていうものを通り越して、聞いて呆れるばかりとしか言いようがありませんし、同時に、もう此れ程悲しいことはございませんよね。
こうなれば、これもまた「間抜けの大どんでん返し」とでも称する逆転の罠として利用するならば、それこそ中国にまんまと騙されたふりをさせてあげることで、ハニートラップでも日本に送り込んで来るならば、まんまと騙されたふりをして、幾らでも受け入れ、それこそ高齢者の皆様のみならず、こうした知的障害者の皆様のためにも介護ヘルパーとしての人材として活躍する機会を幾らでも与えてあげることで、高齢者向けの振り込め詐欺等の様な犯罪防止と同様に、こうした障害ゆえの男性からお金を騙したられたり、暴力沙汰になるようなことを防止するために、まんまと騙されたふりをして、ハニートラップとしてのスキルを大いに活かして頂くことで、警察に協力してあげるとともに、こうした障害者の皆様をはじめ高齢者の皆様の他、子供たちのためにも活躍する機会を与えて上げる様にすれば良いのだし、これならば、韓国がこれと同じことをするならば、日本からすれば、従軍慰安婦問題の代償というのを予て、自民党の中にいる使い物にならない間抜け議員でしかない片山さつき等の女性議員を、介護ヘルパーなどと称して、北朝鮮の喜び組として送り出しても構わないのだし、従軍慰安婦問題の被害者の皆様への罪滅ぼしを予て、介護ヘルパーとして韓国で活躍する機会を与えてあげるというのは如何でしょうか。
これならば、ベトナムがこれと同じようなことをするならば、アメリカや韓国をはじめ中国に対しても、日本が誇りを持って反面教師になって上げる様にすれば良いのだし、それこそフランスが韓国を見習ってこれと同じことをするならば、日本がドイツと共に、中国に対して反面教師となってあげることで、フランスやイギリスをはじめロシアなども一緒になって、中国に対して、これと同じことをしてあげれば良いのだし、ロシアに対しても、尖閣諸島に老人介護施設を作るのと同じことを、北方領土でするならば、シベリア開発やサハリン開発等では、アメリカをはじめ、カナダやメキシコ、ドイツやフランス、イギリスなどと共に、これと同じことをすれば、何も言うことはございませんし、領土問題についても、円満に解決することも出来るし、此れ程素晴らしいこともございませんし、何も言うことはござませんよね。
投稿: asa | 2013/12/10 23:23