“あした”が見えない ~原発事故・県外避難3年目の現実~
録画してあった先週の特報首都圏をやっとみた。
原発事故から2年8か月。
今も福島県外で暮らす“広域避難者”は5万人を超え、その半数近くが首都圏で暮らしています。
私たちは、こうした広域避難者に会ってお話を聞き続けました。
子どもを抱えた家族、高齢者だけの世帯、県外への集団移住を一度決意した人たち・・・。
故郷への深い思いとそれぞれが抱える苦悩を見つめ、首都圏で暮らす広域避難者にいま何が必要か、専門家とともに考えていきます。
番組は、関東地方に避難している人たちの暮らしを追う。主に、生活の選択が多様化して、まとまりをつくっていくことの困難さをリポートしている。30分弱の番組だから、しかたがないのだけど、もう少し、生活の問題など多様に取材してほしいというもどかしさなども感じるのだけれども、同時に、どんどん避難者が孤立させられていくいまの現状はせつないほど、胸にせまる。こういう番組をみて、ほんとにボクはよくわかっていないなあと反省させられる。社会的にも、どんどん切り捨てられる。
自民党の提言は、多様でていねいな対応をうたう。やっとここまでいたかという感じはする。と、同時に、それをどう現実化するのか。政策的なメニューもまだまだだし、結局、予算も含めて、それが現実のものになっていかないと、ていねいな支援には決してならないのだろうし。もっと、被災者・避難者によりそって、ともに歩む支援を、早く、具体的にということなのかなあ。
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