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2013/11/28

釈迦内柩唄

 今日、相方を誘って、所沢に演劇を見に行った。希望舞台。
 水上勉さんの脚本を、 米倉斉加年さんが演出。俳優座の有馬理恵さんがライフワークとして演じている。ずっとみたかった舞台。たまたま今日、埼玉で舞台があるのを知って、当日券があるのを確認して、行った次第。
 釈迦内は秋田県の花岡鉱山が近くにあった在所の地名。その地で親の代からつづいた死体焼き場の仕事をしている家族。その仕事を引き継ぐことになった末娘・ふじ子の物語…。そこに花岡鉱山から脱走してきた朝鮮人、崔東伯がからむ。
 人としての凛とした、誇り。だけど、理不尽な差別への怒り、悲しみ、孤独。そんなものがないまぜになりながら、舞台が進む。人のやさしさ、命の平等と尊厳、生への渇望を静かに描ききる。
 よかったーーー。ほんとに。

 もう1つ、おどろいたのは、たまたま主催した実行委員会の中心が、かつて所沢に住んでいたころお世話になった保育園の人たちだったこと。20年ぶりぐらいで、M園長先生や、S先生、S先生、T先生たちと会えたこと。それもものすごくうれしかった。
 ちょっと、幸せな瞬間だった。

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