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2013/10/30

保守系超党派・創生「日本」が総会 「安倍カラー」後押しへ活動再開

 自民党は、野党になったとき、こういうタカ派を軸に党の再建をめざしたわけだけど、その再建過程でつくあっれたのがこの創世「日本」だったわけで。ちょっと興味深い記事。

保守系超党派・創生「日本」が総会 「安倍カラー」後押しへ活動再開(産経新聞)

 安倍晋三首相が会長を務める保守系議員による超党派議員連盟「創生『日本』」は29日、7月の参院選後初の総会を国会内で開いた。会員は190人になり、総会には自民党、日本維新の会の重鎮ら76人が出席。臨時国会にリベラル色の強い法案が提出されることへの警戒が強まる中、「安倍カラー」を後押しし、保守勢力の拡大に向けて大同団結を誇示した。
 「婚外子の相続や国民投票など数々の課題がある。しっかりと首相を支え、真の保守政治を実現していかなければならない」
 中曽根弘文会長代行は総会の冒頭でこうあいさつするとともに、保守政治を「国民運動」として展開するよう呼び掛けた。
 保守系議員の間には、今国会提出予定の非嫡出子(婚外子)の遺産相続分を嫡出子と同等とする民法改正案に「家族制度を崩壊させる」との懸念がある。公務員の政治的行為の制限緩和を明記する国民投票法改正案にも、日教組や自治労などの政治活動を容認することになるのではないかと危惧する。
 首相が第1次政権で掲げた「戦後レジームからの脱却」を支持してきた創生「日本」が総会を開くのは、今年3月5日以来8カ月ぶり。下村博文文部科学相や古屋圭司拉致問題担当相のほか、維新の平沼赳夫国会議員団代表、藤井孝男同団総務会長らが顔を出し、中西輝政京大名誉教授が講演した。
 創生「日本」はこれまで、自民党の石破茂幹事長を中心とする勉強会「さわらび会」に対抗する動きとみられることを懸念して、新人議員への勧誘を控えてきた。しかし、参院選を受けて入会希望者が増えたために方針を転換。昨年の衆院選と今年の参院選で当選した新人48人が今回、新たに加わった。……

 記事からは、結局、衆院選や参院選での新人議員、つまり人材の登用のかなりの部分が、タカ派・「靖国」派に依存せざるをえないことがよくわかる。
 だけど、彼らにとっては、民法や国民投票法の改正だけでなく、首相が例大祭で靖国神社へ参拝しなかったことや集団的自衛権の行使容認で慎重なすすめかたをしていることも、どうも危惧材料であるようなのだ。つまり、軸となっている自民党のタカ派は、大きな矛盾をかかえているということになる。いずれも、そう簡単に彼らの主張をすすめることができるような課題ではないのだから。
 一方で、11月26日には地方議員などを加えた研修会を国会内で開催するそうだ。ここでは教科書の記述や検定制度がテーマとなるそうで、小説家の百田尚樹氏の講演も計画されているという。首相の出席もと言われていて、ここでタカ派は、首相にプレッシャーをかけようというわけだ。
 首相のほうは、NHKの経営委員で百田氏や長谷川三千子氏というタカ派を登用した。かなり露骨な安倍人事であるわけだけれども、そういうふうにして、タカ派への配慮をみせる政治的人事だ。
 大きな思想的な矛盾をかかえながら、安倍政治はすすんでいるということか。

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