憲法改正「地域に無益」 米軍当局者、異例の言及
これもまた興味深い発言。
憲法改正「地域に無益」 米軍当局者、異例の言及(共同通信)在韓米軍当局者は1日、安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正に関し「地域にとって有益ではない」と疑問を呈した。韓国で記者団の質問に答えた。日本の憲法改正に向けた動きが韓国、中国との関係に悪影響を及ぼすとの懸念を示したもので、米軍側としては異例の言及。
軍当局者は「この数カ月間、安倍氏の発言を全て読んだ」としたうえで、憲法9条改正の動きが地域の安定に逆効果になるかとの質問に「そう受け取られる恐れがあるのは明白だ」とも述べた。
この発言を受け、米国防総省のリトル報道官は「米国は日米韓の協力拡大に期待している」とする談話を発表した。
アメリカにもいろいろな議論があるのだろうが、軍のなか、しかもアジア駐留の軍の幹部の発言として注目される。これが、アメリカの思惑と、安倍さんの動向のどのようにずれているのかも推測させられるし。もちろん、大筋で、アメリカは集団的自衛権の容認を求めているのだろうが、少なくとも、中韓を刺激するようなやり方には、危惧をもっているということだろうなあ。
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