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2013/10/04

出産・育児は“迷惑”? ~職場のマタニティー・ハラスメント~

 今日(昨日)のクローズアップ現代。

Photo34111 マタニティー・ハラスメント、略して「マタハラ」。働く女性が妊娠や育児を理由に、職場で受ける不利益な取り扱いをさす言葉だ。今年、連合が行った調査で、働く女性の4人に1人が「マタハラ」を経験している実態が初めて明らかになった。法律で定められた産前産後休暇の取得が認められず退職に追い込まれる、職場で嫌がらせを受けるあまりうつ病になるなど事態は深刻だ。問題は企業や管理職の無理解ばかりではない。育児休職や短時間勤務などの制度が充実するにつれ、権利行使を主張する従業員と当事者でない従業員、つまり職場の同僚同士の軋轢が拡大していることも明らかになってきた。仕事と子育てを両立する社会を構築するにはどうすればいいのか、解決策を探る。

 実態を見ていると、心が痛む。
 だけど、たしかに、残された側の負担感の大きさは現実には尋常ではないわけで。それも体験的にはわからないわけではない。もともと、人件費がどんどん削られ、妊娠出産がいわばリスクのような扱いがされるようになった現実があるのがそもそもの問題であるわけで。そのなかで、労働者が分断され、妊娠出産も個人化される。
 よく考えれば、妊娠出産の世代は、そもそも家族そのものがかなり経済的に不安定にある。男性の雇用も不安定化し、女性の労働が家計上の主力にもなっている。しかも、女性は少なくないケースで非正規。やめられない現実がある一方でのハラスメントと「迷惑」。なんか、そういう深刻な実態の一方で、リポートされてるのは、ちょっと、家庭の努力や、職場の努力にされてしまうとなあ。
 もちろん一筋縄ではいけない問題ではなく、いろいろな接近が必要だけど、大きな問題の所在をしっかりみすえながら、議論していないと、ちょっと夢物語の、現実離れの議論に聞こえてくるし、問題に接近できない気がしてならないんだけどなあ。そういう社会的な認識を共有していかないと、なかなか連帯みたいなものも本当に生まれるのかなあ。などなど、ちょっとステレオタイプって批判を受けるかもしれないけれども、ものすごく不満感が残るんだけど。

 以上、再放送より。

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