集団的自衛権容認に意欲=自衛隊観閲式で訓示-安倍首相
今日は観閲式。
集団的自衛権容認に意欲=自衛隊観閲式で訓示-安倍首相(時事通信)安倍晋三首相は27日午前、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県朝霞市など)で開かれた自衛隊観閲式で訓示し、「自衛隊が求められる役割を十分に達成できるように明確な問題認識と確固たる意志の下、防衛体制を強化する。併せて集団的自衛権や集団安全保障に関する事項も含め、安全保障の法的基盤の検討を進める」と述べ、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認への意欲を改めて示した。
首相は沖縄県・尖閣諸島での海洋進出を進める中国を念頭に「力による現状変更は許さないとのわが国の確固たる国家意志を示す。そのために警戒監視や情報収集をはじめとするさまざまな活動を行っていかなければならない」と指摘した。
観閲式は、陸海空の各自衛隊が毎年持ち回りで開催している。今年の陸自の観閲式には、隊員約4000人、車両約240台、航空機約50機が参加した。今回の観閲式は自民党が政権復帰して初めてとなる。
防衛相のHPに観閲式の詳しい様子も。
首相の訓示などをふくめ官邸のHP。
朝霞市では自衛隊観閲式反対集会。観閲式では自衛隊機約50機が、人口密集地の上空を、航空法では原則禁止の高度300㍍以下で飛行していたそうだ。"もしもの時"の「不時着地点」は、自治体の了解もなしに勝手に、公園や学校のグランドに設定。子供たちの安全を脅かしているという。
塩川さんのよると、20年ぶりとなる第一空挺団の空挺降下や米海兵隊水陸両用車AAV7の初展示が目玉で、防衛省の来年度予算概算要求では、水陸両用準備隊創設と水陸両用車購入で事実上の海兵隊部隊づくりをすすめ、第一空挺団の強化も図っているという。海外派遣対応の中央即応集団所属だ。米軍とともに、海外の紛争に軍事介入するための日米軍事一体化を具体化するものにほかならな。
集団的自衛権とは、自衛のためのものではなく、アメリカとともに海外で戦争するためのものだ。そんなことを平然と観閲式でやる。
その日、埼玉県内で、たくさんのヘリが爆音を響かせた。いちばん東側の、ボクの町でも。写真は、ボクの家のベランダからの写真。いちばん多い決定的瞬間を写真でとることができなかったのだけど、編隊を組んだヘリが移っている。ものすごい爆音だったので、ほんとうに驚いた。
ものすごい時代になっていると感じてしまったのだけど。
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