福祉国家構想研究会 公開研究会
今日は、朝、団地の自主防災の会議からのスタート。日曜日ぐらいゆっくり寝たいんだけど、なかなかそうはいかないよねえ。かなり難しいんですよ、地域のこういうとりくみというのは。自己責任と、共同とのからみは、いまの社会での議論ってけっこう難しいけど、本質的なことも多く、考えさせられるんだけど。
それから、少し部屋の片づけをして、表題の研究会に向かう。この間、ズボンがあいついで破れたので、新しく買いたいと思って、早めに出て、買い物をしようと思ったけど、結局、家で、いろいろバタバタして、それは実現しない。そんなに甘くはないのです。生活するっていうのは。
研究会は、ものすごく刺激的。もちろん、休み時間には、いわゆる営業活動もいっぱいして、今日、しゃべる予定にしていた人とは基本的に、しゃべれて、あらたに知り合った人もいて、よかったですよ、それだけで。
で、まず基本講演は、渡辺治さん。演題は「参院選挙の結果と安倍改憲の行方」。いやはや、なるほどの話は、参議院選挙が新自由主義・構造改革政治の帰結という指摘。なぜアベノミクスへの支持と共産党の躍進なのかを解き明かす。続いて、安倍改憲の新戦略とはどういうものなのか。そして、構造改革の再起動というものをどうとらえるのか。そこからいまの課題を明確にする。目が覚めますよねえ。
続いて、後藤さんから、ほんとうに叱られた感じ(苦笑)。演題は「アベノミクスに対抗する雇用・社会保障の構想」。なるほど、構造改革で社会はどうなっているのあ。先日、乾さんとおしゃべりをしていたとき、高卒5年調査の彼らももう30になるという話をした。つまり、不安定か、貧困化が社会の一つの層として蓄積している。それがつくっている社会の今がどうなっているのか。データで徹底して突きつけられた話。社会の変容というのはどういうことなのか。何がそういう社会をつくりだしたのか。そこで求められることは何かのか。後藤さんの発想は、すごく柔軟で、ピタッとくるところが多い。
俄然、やる気の出る、刺激的な1日でした。もう、ほんとに興奮しながら岐路についた1日だったなあ。明日から、やる気満々です。
夜、学会帰りの相方はバテバテ。明日からは新学期。でもって、夕食はボクがつくる。今夜は、メインは焼き肉だけど、前菜に、サーモンのマリネ風サラダに、なすを塩麹で炒めて…。あとはパスタ。料理は、かなりストレスの発散になります!
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