米軍ヘリ事故で9大学長が声明
これもニュースをクリップだけだけど。沖縄の立場を超えた一致した怒りが、あきらめない行動につながるのだ。
米軍ヘリ事故で9大学長が声明(NHKニュース)先月、沖縄県でアメリカ軍のヘリコプターが墜落した事故を受けて、県内の9つの大学の学長が、共同で大学の敷地や周辺の上空での軍用機の飛行を中止するよう求める声明を出しました。
声明は、先月5日に沖縄県宜野座村などにまたがるキャンプハンセンの敷地内に、アメリカ軍のヘリコプター1機が墜落した事故を受けて、県内にある国公立と私立の合わせて9つの大学と短期大学の学長が共同でまとめたものです。
12日、琉球大学の大城肇学長らが会見して、声明の内容を発表しました。
声明では、県内の大学は日頃から軍用機の騒音などによって研究活動や学生生活に支障を来していることや、アメリカ軍の新型輸送機オスプレイの配備によって、危険性はより増大し不安が募っているなどとしています。
そのうえで、墜落事故の原因究明と安全対策について「アメリカ軍の裁量に委ねられている状況では、実効性は担保されない懸念がある」として、大学の敷地や周辺の上空での軍用機の飛行を中止するよう求めています。
県内の9つの大学が共同で声明を出すのは、平成16年に普天間基地に隣接する沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリコプターが墜落した事故以来だということで、声明は日米両政府に郵送されることになっています。
もう少し詳しく言えば、「米軍ヘリコプター(HH―60)の墜落事故に対する沖縄県内大学長声明」で、米軍機の飛行中止を求める声明となっている。名を連ねたのは、琉球大学、名桜大学、県立看護大学、県立芸術大学、沖縄国際大学、沖縄大学、沖縄キリスト教学院大学、同短期大学、沖縄女子短期大学の学長。
「大学キャンパスや近隣地域への事故再発の恐れもある」「オスプレイの配備により危険性はより増大し、不安が募っている」と。「大学キャンパス上空の米軍機飛来の騒音などにより、学生への授業、研究活動および学生生活などに支障を来す状況が生じていることは誠に遺憾の極み」として、県内大学敷地上空および隣接上空への米軍機の飛行中止を要請している。
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