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2013/09/05

婚外子差別:民法改正、腰重い自民 保守系議員、高い壁

 いやあ。ボクら的な感覚では、すごく当然な最高裁の判決であるのだけれども、その最高裁の決定そのものも無視する人たちがいるんだよなあ。政治の世界には。

婚外子差別:民法改正、腰重い自民 保守系議員、高い壁(毎日新聞)

 最高裁の違憲判断を受け、政府は民法改正に着手する。菅義偉官房長官は4日の記者会見で「できる限り早く対応する」と述べ、秋の臨時国会への法案提出に前向きな考えを示した。谷垣禎一法相も「いたずらな混乱を生じさせてはいけない」と改正に意欲を見せた。だが「伝統的な家族観」を重視する自民党の腰は重く、改正が早期に実現するかはなお見通せない。
 同党の高市早苗政調会長は「政府と緊密に連携し、十分な法案審査等を通じて真摯(しんし)に対応したい」との談話を発表した。談話は「『一夫一婦制』や『法律婚主義』を危うくしかねない」という党内の批判的意見をあえて盛り込み、党政調で法案の「事前審査」を慎重に行う意向をにじませた。安倍政権には、支持基盤の保守層への配慮が欠かせないという事情がある。
 一方、婚外子の相続差別撤廃を掲げる公明党の山口那津男代表は「すばやく対応するのが国会の務め」と強調。「自民党にも働きかけてコンセンサスを作る努力をしたい」と述べた。
 法相の諮問機関「法制審議会」は1996年、相続差別の撤廃と選択的夫婦別姓制度の導入を答申し、法務省は民法改正案の提出をうかがってきたが、保守系議員の反発で断念させられた経緯がある。今年4月には、民主、みんな、社民の3党が、相続規定を撤廃する民法改正案を議員立法で参院に提出したが、廃案になっている。
 ある法務省幹部は「ようやく法案提出のチャンスがきた」と期待する。だが、「保守系議員の反発を考えると、答申通り婚外子と夫婦別姓をセットにした法案提出は難しいだろう」と話した。

 もう法制審から7年もたつんだよなあ。そのままさらされてきたのも異常だけど、世界の流れは、そういうことを許さないわけだ。だけど、それでも、動かないところに日本の保守政治の異様さがあるんだろうけれども。ここを広範な議論で突破していくことって、今の日本の現状を考えればすごく大事な気がする。ここは保守政治にとっても大きな矛盾でもあるわけだしなあ。

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