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2013/09/21

那覇空港F15、滑走路増設で飛行5000回増

 政府は、那覇空港の第二滑走路の予算化をすすめるというのだけれども。これは!

那覇空港F15、滑走路増設で飛行5000回増(沖縄タイムス)

 那覇空港の第2滑走路増設に向け、沖縄総合事務局と国土交通省大阪航空局が県などに提出した環境影響評価(アセスメント)の評価書で、同飛行場を利用する自衛隊機の年間飛行回数について、2010年度の2万4466回から、30年度は約1・2倍の2万9639回を想定していることが分かった。戦闘機のF4が102回から0回に減る一方、F15が9530回から約1・6倍の1万4805回に大幅増となる。
 民間需要の増加を見込み、事業目的に「観光立県沖縄の持続的発展」と強調しながら、一方で「軍民共用空港」の基地機能面の強化が明らかになり、反発も出ている。
 航空自衛隊那覇基地では現在、第204飛行隊がF15を運用。中期防衛力整備計画(11~15年度)では、南西地域の即応体制の充実を理由に、那覇基地の1個飛行隊を2個飛行隊とし、戦闘機部隊の増強を盛り込んでいる。12年度から施設整備などを進めており、評価書は中期防を反映した内容になる。
 評価書では、自衛隊の戦闘機やヘリコプターなど23機種を挙げ、飛行回数はF15とF4以外は20年後も同数で影響を予測。民間航空機は旅客、貨物とも需要増を想定、年間発着回数は10年度10万4390回(1日286回)から30年度13万3590回(同366回)を見込んでいる。
 その結果、航空機騒音について、2本の滑走路の運用方法の異なる3ケースを示し、一部で既存滑走路の陸側で現況レベルを上回るものの、その他で現況程度か、下回ると予測した。
 同評価書の縦覧が始まった20日、県庁で閲覧した沖縄環境ネットワークの真喜志好一世話人は「どさくさに紛れて、自衛隊の訓練が増えている。民間機に比べ自衛隊機の騒音は大きく、負担増は明白」と指摘。「そもそも自衛隊の訓練が減れば、新たな滑走路がなくても観光客の増加などに対応でき、沖縄のきれいな海を埋め立てる必要もない。本末転倒だ」と批判した。

 「観光のため」「経済のため」というが、本質は、自衛隊のため、軍事のためか? しかも、それが沖縄の平和への願いにつながるとうのか?

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