「日本の原発対策に疑問」NYタイムズが1面で批判
世界からの冷ややかな目がねえ。
「日本の原発対策に疑問」NYタイムズが1面で批判(テレビ朝日ニュース)ニューヨーク・タイムズは、日本政府が発表した福島第一原発の汚染水対策について「日本の原発対策に疑問」と1面で報じました。
4日付のニューヨーク・タイムズは、1面に福島第一原発の写真つき記事を掲載し、日本政府が3日に発表した汚染水対策について大きく取り上げました。日本政府の対策は危険かつ技術的に複雑で費用がかかると指摘、さらに汚染水が現在も流れ出ている状況について触れ、政府と東京電力の危機管理能力に疑問を投げかけています。また、今回の対策は、2020年夏のオリンピック開催地が発表されるIOC=国際オリンピック委員会の総会を視野に入れて発表されたとみる向きもあると伝えています。
一方、韓国政府は6日、東京電力福島第1原発の汚染水漏れを受け、福島など計8県の水産物の輸入を9日から全面的に禁止すると発表したそうだ。対象は福島のほか、青森、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の各県で、ここからの輸入量は2012年で約5000トンで、日本産全体の約15%に相当。韓国政府は福島第1原発の事故以降、日本政府の安全基準や措置に準拠し禁輸対象を福島を含む8県50種の水産物に限定していたそうだけど、この間の汚染水漏れの事態などもあり、当然、韓国国内で懸念が広がり、水産物全体の安全性への信頼が揺らぎ、日本産以外でも一部の水産物の売れ行きが激減するなど、経済に与える影響の懸念が大きくなっているというのだ。これだけ、情報も出ない、調査もまともでない現状からみれば、韓国政府の行動はいたしかなたないのだろうなあとも思える。深刻な事態が広がる。
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