安倍政権で教育はどう変わるか
佐藤学さんと勝野正章さんの著作。彼らの危機感が、伝わってくる。基本、書いてあるなかみは、この間、いろいろ議論され尽くされてきたこと。そのおさらいなんだけど。安倍さんの議論は、どこまでいっても、競争で子どもたちを追い立てることと、教え込みと管理で子どもたちをしばること。そのために、教科書を統制し、教員を管理するというもの。一方で、子どもたちは、自分の頭で学び、試行錯誤し、葛藤を通じて発達していく。それを支えるような教員の専門性と、状況に応じた自由な活動を基盤とした文化が求められる。それが教育の条理というもののはずなのに。憲法と教育基本法が想定し、それは世界の常識として定着しているはず。だけど、日本の世論はかならずしもこの点での十分な合意形成に成功していない。そこをついて、学校的な教育政策が跋扈する。どう合意を広げていくのか。世界の姿を示すことも大事だとも思ったけど。なにか、なるほどというような議論の仕方はないものなのかなあ。いい本があったら、だれか紹介してよ。
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コメント
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「子どもたちは、自分の頭で学び、試行錯誤し、葛藤を通じて発達していく。それを支えるような教員の専門性と、状況に応じた自由な活動を基盤とした文化が求められる。」ということを、本質的に見れば、人間というのは、一人一人性格も違うし、考え方も根本的に違って当然のことだし、こうした違いというものを弁えた上で、子供たちには、自分で考え、試行錯誤し葛藤しながらも、最後には自分で判断し、自ら学んで行く姿勢というものを支えるような教育こそが何より大切であるということこそが、日本の常識でもあると同時に、世界の常識でもあるという真実を見透かせば、「競争で子どもたちを追い立てることと、教え込みと管理で子どもたちをしばること。そのために、教科書を統制し、教員を管理するというもの」というのは、言い方を換えれば、「自民党をはじめとする一部の権力者の都合の良いことだけを、子供たちに教え込み、都合の悪いことは、意図的に教えないようにするものに過ぎない」という真実を見透かせば、これでは、教育というよりは洗脳に近いものでしか無いし、それこそ中国や韓国における反日教育と本質的に変わりないものでしか無いし、これが君が代斉唱の強制なんていうものに繋がったのでは、それこそ、中国からすれば、騙されたふりをして、四面楚歌代わりに、君が代をきかせて、幾らでも嘆き悲しませてあげるなんてことに利用することになれば、さすがに聞いて呆れるばかりとしか言い様がございませんし、日本人として此れ程恥ずかしいこともございませんし、同時に、子供たちにとっても、此れ程悲しいことはございませんよね。
ならば、一層のこと、例えば東大の秋入学を導入するならするで構わないのだし、ただ春入学と秋入学を併用することにすれば良いのだし、教育費についても、少なくても所得制限もせず、高校までの授業料に関しては全て無償化させることで、これに必要な予算については、幾らでも税金を投入することで、その財源については、大企業をはじめ富裕層から幾らでも増税するようにすれば良いだけのことですよね。
これなら、大企業や富裕層に対しては、「責めてもの愛国心というものがあれば、幾らでも出来て当然のことですよね」ということで、揺さぶってあげれば良いのだし、それが嫌なら、特に大企業に対しては、どうぞ日本からとっとと出ていかれて、勝手に勝負して勝手に荒稼ぎをして、全人類から邪魔されることになった場合には、どうぞ幾らでも勝手に踏み潰されて、勝手に滅び去って下さい、ということで、そっと静かに突き放す様にして見捨ててしまう様にすれば良いだけのことだし、子供達のためには、高校卒業後、海外に留学を希望するのであれば、幾らでも海外に留学でもされることで、例えば、半年間の費用については、全て公的負担にするようにすれば良いのだし、それで、半年後に日本の大学に入学したければ、外国人留学生の皆様と一緒になって、入学する機会を与えてあげることも出来れば、あるいは、国内の極めて良心的な中堅企業や中小企業等に就職する機会を与えてあげることも出来るし、アメリカに留学すれば、アメリカの地方にある極めて良心的な中堅企業や中小企業に就職する機会を与えてあげることも出来るし、アメリカの大学に入学する機会を与えてあげることも出来るし、いずれは、こうしたアメリカの良心的な中堅企業と中小企業が、日本の良心的な中堅企業や中小企業と直接手を組むことによって、それぞれの得意分野を生かすことで、中国で、老人介護や保育ビジネス等を通じて、幾らでも活躍する機会を与えてあげることも出来れば、結果的に、日本の国益になるばかりでなく、アメリカの99%の皆様の国益にも叶うと同時に、中国の国益にも叶うことに繋がるのなら、お互いに損することは無いし、むしろお互いの利益に叶うことに繋がって、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことができる社会に変えて行くことによって、二度と変な戦争に巻き込まれることもなく、日本全体が、天皇陛下と共に、地球市民社会の中にひっそりと埋没させてしまう様にすれば良いのだし、自民党をはじめとする1%の金と権力の亡者と跳ね返りに過ぎない、日本維新の会をはじめとする1%の身勝手な抵抗勢力の2%の反日愛国者連中だけが、生きて行けなくなって、勝手に滅び去って行くようなことによって、悲劇を味わうことになるのは、これも本質的には、私たち日本人の構造的欠陥というものに辿りついてしまうという真実を見破れば、自らが選択した運命に他ならないのだし、自明のことでしかないと割り切ってしまうしかないのは、何とも悲しいことではございますが、だが、決して悲劇を味わう2%だけに罪があるわけではございませんし、こうした皆様にしても、自分たちも幸せに暮らしたいという思いだけは共に分かち合ってあげることで、これを乗り越えて行けば良いのだし、この罪だけは、自らが被ってあげることで、決して邪魔するようなことはせず、邪魔されるようなことをされれば、所詮は子供の喧嘩になるばかりでは、議論なんかしたくはないし、何も言いたくも無いし、一切関わりたくもないし、そっと静かに離れて行く様にすることで、中国を見習って、上手く騙されたふりをして、「どうぞ全人類から邪魔されない様に、何処か人目のつかないところで、そっと静かに幸せに暮らして下さい」ということで構わないのだし、この代償として、誇りを持って身を縮め、誇りを持って弱体化させ、誇りを持って一人負けをして、誇りを持って日本経済を幾らでも衰退させ、誇りを持って、イギリスと見習って名誉ある孤立化により、そっと静かにいないふりをしながら、誇りを持って、国際社会の中での地位や名誉を全て投げ捨ててしまうことで、これ以上に失うものは何もないのだし、誇りを持って清貧で無欲な社会福祉国家として生まれ変わることで、誇りを持ってひっそりと静まり返った社会の中で自立して、対米従属から離れつつも、成熟した素敵な大人の国となってあげることで、さらば暴政に繋がり、さらば原発に繋がって、国際社会全体の平和と安定に繋がり、全人類の救世主として高く評価されるほどの素晴らしい運命に変えることで、ひっそりと自立して生き残る道を選択する様にすれば良いだけのことでは無いでしょうか。
投稿: asa | 2013/08/11 12:30