憲法 「改正」 問題の根底にあるもの ~安倍・橋下発言にみる歴史認識の危うさについて考える~
今日は、次の次の号の準備のためのメモづくり。これを早くつくらないと。実はこのあたりが全然メドがたっていなくって、かなり焦っている。そのほか、発注メールなども送っているのだけど、なかなかうまくすすんでいない。かなり困った局面。頭の中はスッカラカンだしなあ。引き続き、明日も頑張って、数日でメドをたてられるものは、メドをたてないとなあ。
んなわけで、夜は表題の弁護士さんたちの勉強会におじゃました。少人数のものだったので、写真は遠慮。だけど、講師はビッグネーム。憲法の山内敏弘先生が「歴史認識問題を背景とする改憲の動き」、歴史学の吉見義明
先生が「安倍・橋下発言にみられる歴史認識の危うさ」。山内先生のお話をお聞きするのはずいぶん久しぶり。龍谷大を退官されてはじめてかもしれないなあ。
山内先生は、安倍内閣が過去に目を閉ざすという意味を、侵略戦争への無反省とともに、近現代の世界の憲法の発展から目を背けるという点にあると指摘。そして、改憲のねらいは戦争ができる国づくりにあるとして話をはじめられた。9条改悪についての論点として、①「国防軍」の保持を明記、②集団的自衛権の行使の憲法的認知、③「軍法会議」の設置、④平和的生存権の削除と国防義務の導入、⑤緊急事態条項の導入と指摘。その根底に歴史認識の欠如、過去の戦争に対する反省の欠如があることを指摘された。そして、そのことがあらわれている点として、「侵略の定義」についての誤った安倍さんの理解があると。そして同じ視点から自民党の改憲論の基本的な問題点を話された。山内さんらしく、9条を軸に、改憲問題を論じる。
吉見先生は、いま安倍さんが何をやろうとしているのかを明らかにしたうえで、その根底にある歴史認識について、①憲法改正問題、②国際社会(とくにアメリカ)との基本的価値観の共有とその齟齬、③靖国問題、④対外的危機意識、⑤伝統文化、⑥侵略と植民地支配責任に鈍感という点で解明された。主に2006年ごろの安倍さんの著作をつかっての解明。まだ首相になる前の文章が多いためにかなり露骨に語っている。なるほど、ここまで語っていたのかと思い出す。そのうえで、この間の日本軍「慰安婦」問題への攻撃と、そもそもこの問題がどんな問題なのか、主に、橋下さんへの公開質問状でも指摘している歴史的事実との関係で指摘された。
さすがに、大家による講演で、とても勉強になる2時間。こういう勉強をちゃんとしないといけないのだよなあと、こういうところにくると反省させられるのだけど。いろいろ考えて、具体化しようと思うことも少なくはない。
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