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2013/07/10

消費者心理6カ月ぶりに悪化 6月調査

 これは大きなニュースでもあると思う。

消費者心理6カ月ぶりに悪化 6月調査(産経新聞)

 内閣府が10日発表した6月の消費動向調査によると、消費者心理を表す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)が前月比1.4ポイント低下の44.3と、6カ月ぶりに悪化した。
 5月23日以降、株価や円相場が乱高下した影響を受け、指数を構成する「暮らし向き」などの4指標全てが低下した。
 基調判断は、足元の株価や円相場が持ち直してきていることや、過去の平均と比べて指数自体は高水準にあることから、前月の「改善している」を据え置いた。
 一方で、1年後の物価が「上昇する」と予測する回答の割合は0.8ポイント上がり83.9%と、2008年10月(84.4%)以来4年8カ月ぶりの高水準となった。円安に伴う輸入物価の上昇などが影響している。

 これがその調査。

1.消費者態度指数についての調査結果
(1)消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)の推移
 平成25年6月の一般世帯の消費者態度指数は、前月差1.4ポイント低下し、44.3であった(第1表参照)。
(2)消費者意識指標(一般世帯、季節調整値)の推移
 一般世帯の消費者態度指数を構成する各消費者意識指標について、平成25年6月の動向を前月差でみると、「雇用環境」が2.6ポイント低下し47.6、「耐久消費財の買い時判断」が1.2ポイント低下し45.5、「暮らし向き」が1.1ポイント低下し42.4、「収入の増え方」が0.6ポイント低下し41.6となった(第1表参照)。
 また、「資産価値の増え方」に関する意識指標は、前月差3.9ポイント低下し45.5となった。

 アベノミクスの基本は、マインド。つまり経済がよくあるという期待が広がれば、経済活動が活発になるというもの。このとき、マインドについては企業のマインドであったり、消費のマインドであったりするが、消費のマインドが冷え込めば、当然、企業のマインドもその後冷え込む。
 つまり、アベノミクスの根拠はここで大きくくずれはじめたことになる。石川先生が言うように、「アベノミクスへの期待が崩れはじめたものといっていいのでしょう」ということなのだろうと思うなあ。

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