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2013/06/25

住民側が敗訴 高江通行妨害禁止訴訟 福岡高裁那覇支部判

 ほんとうに悔しくて、腹が立つ。悲しくて、涙が出そうになる。

住民側が敗訴 高江通行妨害禁止訴訟 福岡高裁那覇支部判決(琉球新報)

 米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事現場付近で反対運動をする伊佐真次さん(51)に対し、国(沖縄防衛局)が通行妨害の禁止を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(今泉秀和裁判長)は25日、伊佐さんの行為を妨害に当たると認定した一審の那覇地裁判決を支持し、伊佐さんの控訴を棄却した。
 同訴訟では、沖縄防衛局が伊佐さんを含む2人の通行妨害禁止を求めて2010年に那覇地裁に提訴した。同地裁は、伊佐さんが座り込みをしたり、砂利袋の搬入を阻止するために両手を上げたりする行為を「純然たる表現活動の範ちゅうを超えている」として通行妨害と認定し、妨害しないように命じた。残る1人については国の請求を棄却していた。
 同訴訟に関しては、沖縄防衛局が08年に子どもを含む15人について、通行妨害禁止の仮処分を那覇地裁に申し立てた。批判を受けた沖縄防衛局は、後に子どもについての申し立てを取り下げた。

 で以下は、住民の会と弁護団の声明。

高江・通行妨害禁止訴訟の控訴審判決に対する声明

 本日、福岡高等裁判所那覇支部は、東村高江のヘリパッド建設に関し、国が住民を被告に通行妨害禁止を求めていた訴訟で、住民1名の控訴を棄却し、住民敗訴の判決を言い渡した。
 本件において、住民らは、一方的にヘリパッド建設を進めようとする沖縄防衛局の職員やその関係者に対し、非暴力かつ平和的な方法で抗議・説得を行ったにすぎず、これが抗議の意思を表明する正当な表現行為であることは明らかである。
 本訴訟は、基地のない平和な社会を実現するという信念に基づき住民らが行った反対運動を弾圧する目的で国が起こした訴訟(スラップ訴訟)に他ならない。
 そして、本訴訟が不当目的のスラップ訴訟であるにも拘わらず、あろうことか、本判決は住民の控訴を棄却し、国の姿勢を追認する判断をした。本判決が住民の
平和的生存権や表現の自由、政治活動の自由といった憲法上の権利を踏みにじる、極めて不当かつ悪質な判決であることは言を俟たない。
 司法が、政府による不当弾圧を追認する以上、今後も正当な表現活動を続ける住民らに対し、政府が同様の手法を用いて弾圧をするような事態を招きかねない。
 しかし、高江住民らを始めとする我々は、本件のような不当判決や、政府による不当弾圧に臆することなく、正当な表現活動としての運動を今後も展開する所存
である。本判決は、三権分立の根幹をも揺るがす不当判決であるが、我々は、このような不当判決には決して屈さず、沖縄から基地がなくなるその日まで、基地
建設に断固反対し、そのための表現活動を継続することをここに決意する。
 現在、沖縄の過剰な基地負担を一刻も早く解消すること、新たな基地建設は絶対に許さないことが沖縄県民の総意となっている。国は、このような沖縄県民の意思を真摯に受け止め、直ちにヘリパッド建設を中止すべきである。
2013年6月25日
                             ヘリパッドいらない住民の会
                             ヘリパッドいらない弁護団

 まさに、司法が司法としての役割を放棄した判決だ。
 何よりも、オスプレイパッドと言えるものをつくる問題に説明を求め、回答がないためにやむにやまれず座り込んだ住民を国が訴えるという裁判だ。抗議するものは、裁くというのか。
 そもそも高江のたたかいは、非暴力のたたかいだ。住民のやむにやまれないたたかい。先日なくなった大西さんなども尽力して、多くの住民が一致してたたかうことを旨として、徹底して非暴力を掲げている。だからこそ、住民自身のたたかいになり多くの支援が集まっているのだから。そしてだからこそ、「標的の村」が描いたように多くの人の心を打つ。それを…。ほんとうにこれでは、ものも言えない社会になってしまう。

 今日も沖縄では普天間で、深夜12時近くまでオスプレイが飛んでいる。

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