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2013/06/23

東アジアにおける領土問題から平和を考える

20130622_133905 昨日は、昼に職場を抜けて、早稲田に表題の講演を聞きに行った。主催は、早稲田から広げる9条の会(早稲田大学教職員9条の会)。お目当ては、松井芳郎先生の講演で、「歴史と国際法のはざまで――尖閣紛争を考える――」。『法律時評』で最近、松井先生が4回にわけて、領土問題について論文を書かれていた。やっぱりむずかしいので、話を聞くのがいちばん。ということで、わかりやすい話だった。
 紛争の存在を認めること。中国の戦争で奪い取られた領土だという説明は十分でないことなどなど。なるほどなあ。解決の方向を歴史問題と法的な問題をわけて考えるという点。そこで、「棚上げ」論ということもでてくる。政治的には棚上げという言葉には、あいまい化ということや、先送りという意味合いが強くでてしまうが、法的には、現状で、どちらの有利になるような行為をとらないというところにポイントがあるということか。このあたりの言葉をどう使うのかがむずかしいところだな。
 だけれども、領土問題は、たしかに歴史だけではなかなか解決はしない。まずその議論のルールが必要で、そこで法的な議論の必要性がある。現実には政治的な力の問題にされがちな問題だけれども、大きな流れの中で、戦争を違法化し、平和的な秩序をつくるという点での国際法の発展のなかで、この問題を考えることはとても大事な問題であるということもよくわかったなあ。

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