標的の村 映画版
夜、映画になる「標的の村」の試写会に行って来た。いよいよ8月にポレポレ東中野で公開される。もともと琉球朝日が、昨年のオスプレイ配備の直前の9月に全国放映されている。その感想をこのブログでも紹介したことがある。その後、昨年12月に60分版がつくられた。これは配備直前の、普天間基地包囲の座り込みをもふくんだものだ(実際には47分版)
製作者たちはオスプレイの配備を阻止するために番組をつくり、その強行への悔しさを込め、座り込みのたたかいを紹介する60分版をつくった。それで60分版は全国放映されることはなく、あらためて全国に沖縄の思いを伝えるためにこの映画をつくったという。ていねいにこの問題の経過、沖縄がどんなたたかいをすすめてきたのかもふり返る形で編集がなされている。非暴力で、それでも身体をはった、地に根をはった幅広いたたかいだ。沖縄の人たち悔しさが胸にせまる。こんなことを許していてはいけない。たくさんの人に圧倒的に見てほしい映画となっているなあ。
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