根の深い木 -世宗大王の誓い- 見終わりました!
全24話。DVDで借りてきて、見終わりました。王と民、国家と官僚、その体制を支える漢字という文字。特権階級が学問を独占し、その支配を支える。そういう時代に、世宗はハングル文字をつくった。その世宗の葛藤を、ソイとカン・チェユンという架空の人物をからませて展開する。
いやあ、すごくおもしろかった。この間見た、韓国の時代劇のなかではいちばんおもしろかった。とくに、最終盤はほんとに目が離せなかった。かなり衝撃的展開だし、それが”文字”を軸に展開するんだもの。その問いかけもまたなかなかななものだった。ある意味でものすごい歴史的な出来事でもあったわけだ。文字をつくる事業とは。物語で描かれている、官僚たちの文字創製への抵抗は、それは事実であったようだ。なかなかすごい歴史であるなあ。
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