英 伸三 写真展 「桜狩り 昭和篇」

今日は、お昼に英さんの写真展に行ってきた。最終日、何とかやっと。モノクロの桜の写真展など、ちょっとめずらしい。それもそのはず。ほとんどの写真がとられたのは、いまからおよそ40年前の70年代だ。当時は高度成長期の末期。日本列島改造論が提起された時代だ。人口の都市への移動がどんどんすすみ、都市はどんどん都市化する一方で、地方は過疎化し、炭鉱はつぶれ、桜の賑わいもさみしい。そんな時代をきりとっていく。ただその日本列島改造論をかかげた田中首相も2年でその座からおりることになる。だけど、そういう都市と地方の変化は続き、桜はそれをずっと見ていた。
考えてみれば、桜は、日本人なら、多くの人が好きな花である。だけど、一方では、軍国主義とむすびつき、血塗られた歴史もあわせもつ。もちろん、平和な願いをたくされたこともある。きっと、日本の近現代の歩みとはとても深くむすびついているのだろうなあ。
そんなことを思いながら、こうした昭和の延長線上に、原発事故後の今もあるのだとしみじみ思ったりもするのだ。
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