ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~
ちょっと仕事のからみもあり、どうしても見ておきたかったので、なんとか時間を都合つけて、今日の夜、横浜まで足をのばして、この映画を見てきた。
いうまでもなく、この映画は、沖縄が米占領下の1959年、石川市(現うるま市)の宮森小学校に米軍ジェット戦闘機が墜落、200人を超える死傷者を出した事件を描いたもの。前半に、その事件を、後半は、生き残った人たちの「なぜ助けられなかったのか」という思いと、今の沖縄の現実を交差させながら今も変わらない沖縄の現実と基地撤去を求める人々を描いている。こういう映画は正直言って、作品としての質をこえたものがある。たぶんに解説的でもあるけれども、事件の重みが胸に迫り、作り手の主張が、心を揺さぶる。悔しさに何とも言えない気持ちになりながら、何とかしなければという若者たちの思いに共感する。
映画としてもまあ及第点。能年玲奈、須賀健太はみずみずしく、福田沙紀もよかった。長塚京三も存在感をしっかりだしている。作品の最初と最後にうたわれる屋嘉節や平和の願いが何ともいい。
というわけで、今日は泡盛だな。沖縄に行きたいなあ。
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