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2013/04/18

ストレス障害:元裁判員、食欲失い幻覚も 福島・死刑判決

 やっぱり、こんな事件がおこってしまう。

ストレス障害:元裁判員、食欲失い幻覚も 福島・死刑判決(毎日新聞)

 生まれて初めて見た他殺体のカラー写真に食欲を失い、自らも「選択」した死刑判決に悩んで眠れない日々が続く。裁判員を務めた後「急性ストレス障害(ASD)」と診断された福島県の60代女性は取材に「心が壊れたのは私だけなのでしょうか」と問いかけた。4年前に始まった裁判員裁判は、死刑判決の可能性がある重大事件も対象になる。「司法に市民感覚が必要ならば、身近で軽微な事件から始めてほしかった」という訴えは重い。
 変調に気づいたのは行政書士の夫(60代)だった。「どうした?」「眠れないの」。裁判員に選任された3月1日の夜、女性が夜中に布団の上に座っていた。担当するのは、昨年7月に県内で起きた夫婦2人の強盗殺人事件。残虐な犯行だと報じられていた事件だが、夫は当初、妻は大丈夫だと考えていた。
 迎えた同4日の初公判。帰宅した女性は無口になり、肉料理をいやがった。審理が進むにつれ、食べても嘔吐(おうと)を繰り返し、体重は急激に減少。夜中に突然起き上がり「夢に出てきて怖い」と震えた。認知症のお年寄りも預かる福祉施設に勤める女性は、職場での夜勤中に「幻覚を見る時もあった」と漏らす。
 評議の内容を口外してはいけないという守秘義務も重くのしかかった。「いろいろと話せれば気が楽になるかもしれないのに、どこまでが守秘義務に反するのか分からない」。職場でも公判のことを話せず、同僚も気遣って聞かなくなった。他の裁判員や裁判官との評議の結果は、死刑。14日の判決公判後には、その重い判断に加わったことへの悩みも抱えた。
 女性の様子を見て、夫は裁判員のためのカウンセリング制度の存在を知り「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」に電話した。面談できる場所は東京が最も近く、1人5回まで無料だという。しかし「裁判で有給休暇を使っており、さらに仕事を休んで交通費をかけてまで行けない」。センターに紹介された県内の保健所に電話すると「裁判員のための相談は知らない」「必要なら精神科を紹介する」と言われ、がくぜんとした。

 市民が参加する裁判員制度そのものはボクも反対ではない。だけど、こういう問題は必ずおこるから、そこは、やはり考えなきゃならない。何よりも死刑判決にかかわる問題。ボクは死刑に反対だから、もし裁判員になったとしても、死刑にかかわるような裁判だったら、やっぱり嫌だと思う。ほんとうに、まちがいがないのか誰だって悩む。しかも、このケースにあるような凶悪な犯罪にかかわる証拠を見て、その凶悪さにむきあわなければならない。そのことをどう考えるのか。あまりにも急ぎすぎ、問題が生じることが想定されるのに、はじめてしまった結果のこのケース。やはり、制度そのものは問われないといけないと思う。

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