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2013/04/27

「憲法改正で、初めて憲法を国民の手に取り戻せる」

 何か、安倍さんの歯止めみたいなものも、なくなってしまったような感じ。タガが外れたといえばいいのか。

「憲法改正で、初めて憲法を国民の手に取り戻せる」(産経新聞)

 安倍晋三首相(自民党総裁)は26日までに、憲法をテーマに産経新聞の単独インタビューに応じ、「いまだかつて国民は自分たちの手で憲法をつくる経験をしていない。改正することで、初めて憲法を自分自身のものとして国民の手に取り戻せる」と述べ、改めて改正発議要件を定めた96条改正に強い意欲を表明した。現行憲法については「自分たちでつくったというのは幻想だ」と指摘した。
 衆参両院の「3分の2以上」の賛成を必要とする96条の発議要件を緩和し、「過半数」などに変えることには、与野党に反対・慎重論が根強い。これに対し首相は「それは事実上、国民投票をさせないために言っているに等しい。国民はそうした国会議員に対して、もっと怒らなければいけない。国民の見識を信じ、(国民投票で)2分の1の国民が賛成するものは変えていく」と強調した。……

 お友だちの阿比留記者が相手だけに、露骨に本音を語っていると言えばいいのか……。これがその【安倍首相・憲法インタビュー】
 安倍さんはいy。「いまだかつて国民は自分たちの手で憲法をつくる経験をしていない。憲法は今、(改正発議には衆参両院の3分の2の賛成が必要という96条によって)永田町に閉じ込められている。その憲法を、鍵を開けて取り戻す。それこそが96条の改正だ」「憲法を戦後、新しい時代を切り開くために自分たちでつくったというのは幻想だ。昭和21年に連合国軍総司令部(GHQ)の憲法も国際法も全く素人の人たちが、たった8日間でつくり上げた代物だ」。明らかに押しつけ憲法から、自主憲法の制定を掲げている。
 しかも、「私はもちろん、前文、9条を変えていくべきだと思う」「かつて冷戦時代は憲法の要請通り、実際にわが国の安全を事実上、米国に委ねていて、外交も基本的に米国の後についていくということだった。現在、冷戦構造が崩壊した中で、わが国は独自の防衛力を保持する必要性に迫られ、同時に国際貢献を果たし、日米同盟を維持する上でも役割が要求されている。それに対応できるかということがある」「(前文の)『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し』というのは国連を意識し、『国連がちゃんと機能するからそこに任せろ』ということだったが、実際は全く機能していない。憲法の前提条件は、実はもうあっという間に崩れていた」と、9条改憲と、日米同盟の強化を露骨に主張する。しかも、集団的自衛権の容認も示唆しているから、そこからは本音は、アメリカと一体に軍事的な行動をとることそものを、めざしているということで。
 これは、いまの憲法の根幹に対する否定としか読めないあからさまなインタビュー。そんなことをねらながら、その改憲のハードルをまずもって下げることが国民の手に憲法をとりもどすという欺瞞。あいた口がふさがらないような、あからさまなものだなあ。

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