追加配備のオスプレイ 岩国に一時搬入へ
これだけ、強い抗議行動が広がっているのに、なんとも簡単な通知だ。
追加配備のオスプレイ 岩国に一時搬入へ(NHKニュース)在日アメリカ軍は30日、この夏に沖縄県の普天間基地に追加配備する新型輸送機「オスプレイ」について、去年と同様、山口県の岩国基地に陸揚げしたあと、普天間基地に移すと防衛省に正式に通知しました。
アメリカ軍は去年、新型輸送機「オスプレイ」12機を沖縄県の普天間基地に配備したのに続いて、この夏に新たに12機を追加配備する計画です。
これについて、在日アメリカ軍の司令部は30日、防衛省に対し、去年オスプレイを配備した際と同様に、山口県の岩国基地に陸揚げしたあと、普天間基地に移すと正式に通知しました。
追加配備の経路を巡って、アメリカ側は当初、速やかな運用開始のため、沖縄県の那覇軍港に運び込み、そこから普天間基地に移すことを日本側に提案しましたが、日本側は、那覇軍港への搬入は、沖縄県民の反発を強めるとして、難色を示していました。
一方、岩国基地周辺の住民からは、去年の一時的な搬入の際も、オスプレイの安全性に対して懸念が示されたことから、防衛省はアメリカ側に、搬入の時期や期間などについて、速やかに情報を提供するよう要請し、地元の理解を求めていくことにしています。
防衛省の発表は以下のようなもの。
2番目のMV-22飛行隊の日本配備
2012年6月29日、米国政府は日本政府に対し、米海兵隊は、普天間飛行場において、MV-22ティルトローター機により飛行隊を更新し、同機1機につき1機のCH-46を退役させるという通報を行った。同年7月下旬、米国政府は、普天間飛行場における最初のMV-22飛行隊VMM-265のための12機のMV-22を岩国飛行場に陸揚げし、同年10月に普天間飛行場への移動を完了させた。
本年夏に普天間飛行場においてCH-46飛行隊HMM-262に代わることとなる2番目のMV-22飛行隊VMM-262に関しては、12機のMV-22が岩国飛行場に陸揚げされ、その後に普天間飛行場に移動することとなる。
不安や疑問などについては、いっさい何も答えない。協定違反などについても何もふれない。ただただ一方的に、このような通告をする。おどろくようなアメリカと日本との関係の現実である。
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