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2013/04/01

アルゴ

Jppubphotomainargo_large 今年のアカデミー賞受賞作。ほんとうにあった救出劇。さすがに映画館で見る気がしなかったので、DVDで(笑い)。

 「 1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。救出作戦のエキスパートとして名をはせるCIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった…」。

 たしかに作品はよくできている。ハラハラドキドキの連続で、脱出する最後まで目を離せない。歴史的事件を当時の映像も使いながらみごとに再現する。

 だけど、歴史的に実際にあった事件。しかもその背景には、大きな社会の変動がある。それだけに、どの視点で見るのかということは見ていてつねに考えてしまう。

 と、同時にアメリカのいわば愛国心とでも言えばいいのか、そういうものと日本との違いなどもいろいろ考えるところである。形式的には、アメリカは国家は自国民の助ける建前が貫かれるわけなんだろうなあ。形式的にはだけど。

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