レッドパージ原告3人の敗訴確定 最高裁が上告退ける
うーん、司法そのもののあり方が問われるなあ。
レッドパージ原告3人の敗訴確定 最高裁が上告退ける(共同通信)戦後の連合国軍総司令部(GHQ)占領時代に共産党員であることを理由にした「レッドパージ」で公職や企業から追放された神戸市の80~90代の男性3人が、名誉回復の措置を怠ったとして国に計6千万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)は30日までに、原告側の上告を退ける決定をした。敗訴が確定。25日付。
一審神戸地裁は「GHQの指示に基づく免職・解雇は有効」とした過去の最高裁判例を踏襲。占領下でGHQからの指示、命令に従わざるを得ない状況にあったとして「日本政府がレッドパージを主導したとは認められない」と判断した。二審大阪高裁も支持した。
レッド・パージとは、日本が全面的占領下にあった1949年から50年、アメリカ占領軍と日本政府、財界が、労働運動などの弱体化を狙って、日本共産党員とその支持者であるというだけの理由で、数万人の労働者を免職・解雇した事件。明らかな、思想信条の自由、結社の自由の侵害であるが、最高裁は、独立回復後も、占領下でのマッカーサー指令を絶対視しし、解雇を適法としてきた。今回もそれを踏襲して、日本政府の責任を免罪したもの。
ほんとうに最高裁とはどういうところか。どこの国の裁判所なのか。砂川事件にかかわる最高裁の役割とどうしてもダブってくるが、いったい日本国憲法のどこに、これほどの人権への侵害を容認することを是認するような記述があるというのだろうか? 同時に、原告(被害者)は高齢となっているが、いまでのつながる人権侵害の問題として、ながいたたかいはまだ続く…。
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占領下でGHQからの指示、命令に従わざるを得ない状況にあったとして「日本政府がレッドパージを主導したとは認められない」と言っておきながら、共産党員であることを理由にした「レッドパージ」で公職や企業から追放された神戸市の80~90代の男性3人が、名誉回復の措置を怠ったとして国に計6千万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)は30日までに、原告側の上告を退ける決定をするとは、これがドイツなら、それこそ、中国を見倣って、騙されたふりをして、逆転勝訴の判決を下して、損害賠償の請求に応じると共に、名誉回復の措置を施すに決まっているし、アメリカに対しては、韓国を見倣って、騙されたふりをして、この代償だけは求めることをすれば、アメリカを戦前の日本に置き換えれば、ドイツを韓国の立場に置き換えれば、あの従軍慰安婦問題と同じ真実に辿りつくとすれば、もう聞いて呆れると同時に、結局のところは、アメリカの言いなりになるだけの、大日本ヘタレ植民地に過ぎないという真実に辿り着くとすれば、世界的に見れば、此れ程恥ずかしいことは無い程の物凄い笑い話にしかならないと同時に、余りにも情けないし、悲しいことはございませんね。
こんなことなら、それこそ、ドイツに対しては、それこそ中国と共に、今度はフランスを韓国の立場に置き換えれば、イギリスを日本の立場に置き換えることで、フランスやイギリスも一緒になって、中国や韓国をはじめ、アメリカやロシアも一緒になって、どうぞ、幾らでも騙されたふりをして、日本の安倍総理を幾らでも馬鹿にして下さい、とでも喜んでお願いしたいところだし、安倍総理に対しても、騙されたふりをすることで、「あなたと運命を共にしてくれる自民党をはじめ、1%の金と権力の亡者ならびに、これにしがみつく事しか出来ない使い物にならない間抜け連中と、跳ね返りに過ぎない馬鹿右翼連中と幾らでも勝手に子供の喧嘩でもして、共に憎しみ合い、傷つけ合いながら、幾らでも痛みを共に分かち合いながら、共に嘆き悲しみ、泣き崩れて、そのまま何処か人目のつかないところで、そっと静かに幸せに暮らして下さい」ということで、そっと静かに突き放すようにしてあげることで、この衝撃からくる痛みや悲しみだけは共に分かち合いながら、これを乗り越えて、対米従属からそっと静かに離れながらも、ただひっそりとした国となって、そっと静かに自立して行くことによって、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来るだけの社会福祉国家として生き残ることが出来る運命を選択して参りましょう。
投稿: asa | 2013/04/30 20:15