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2013/04/15

多様化する保育の実態

 待機児問題が焦点かしている足立区と、ボクの住んでいる市とは、ほぼ近隣と言っていい位置関係にある。そのボクの住んでいる市でもここ数年待機児は埼玉県内でも数が多く、大きな問題になっていた。たまたま昨日、地元の市会議員さんと会うことがあったので、今年の状況はどうなのかと思って聞いてみた。すると、大きな変化があった。
 変化というのは、1つは、民間の保育園がこの1年ほどのあいだに2園開園している。さらに、ここのところ、公立保育所を閉鎖して、その近くに民間の保育園が大規模化して開園していること(いずれも予定も含む)。基本的に、認可園のベースを拡大するなかで、待機児の吸収がなされつつあるようだ。
 だけど、内容はいろいろある。前史として、公立保育所の民営化が部分的にすすめられ、そこに株式会社が参入している。今度の開園も1つは株式会社だ。延長保育も長時間といたれるつくせりだ。ここは、教育産業がベースの株式会社なので、保育内容としてはどうなってくのだろうか。保育労働者の労働実態はどういう状況なのか? もう1つは保育料の高さだ。ボクの市でも最高額は現在ではほぼ7万円になっている。ボクの時代よりも、2万円近くあがっているのではないだろうか。しかも、収入の区分もおおぐくりになっている。だけど、ボクの時代と比しても、勤労者の所得は大幅に減っている。とりわけ、子どもをもつ世代の貧困化はすすんでいる。だから当然、共働き世帯が増える。しかも、そのとき母親の労働は、非正規であり、不安定であることが多い。そういう実態のもとで、この保育料は相当大きな負担だ。そして、より複雑なのは、保育という政策だけでは、一方でのこの子育て層の、専業主婦の層では、格差が拡大し、おそらくボクの住んでいる市のようなところでは、顕著に貧困化がすすんでいるために、分断は拡大しても、本質的な問題が解決しないということ。
 そう考えると、待機児に象徴されている問題も、単純な問題ではないこともわかるし、地域地域によって、現れ方は相当ちがうということもわかる。ていねいな分析がないといけないということも。ぱぱっと調べただけでは、なかなかわからないことが多いということかあ。と、頭を抱える。

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