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2013/03/01

自殺:10〜20代の女性自殺者、67%に未遂歴 支援早める対策急務−−NPO「実態調査」

 今朝の「おはよう日本」で特集をしていたようだけど、会議とかいろいろあって見られなかったのは残念。

自殺:10〜20代の女性自殺者、67%に未遂歴 支援早める対策急務−−NPO「実態調査」(毎日新聞)

 10〜20代の女性自殺者の67%に自殺未遂歴があることが、NPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」(東京都)が28日に公表した「自殺実態白書」でわかった。悩みを抱えてから自殺までの期間は雇用形態などで違いがあり、ライフリンクは「未遂歴を有効に生かし、事案によって支援を早めるきめ細かな対策が急務」と話している。
 ライフリンクは07年から5年間、自殺者の遺族が集まる会合の出席者ら523人に、生前の状況を聞き取り調査した。男女全体で未遂歴があったのは33%。各年代とも女性は男性より高率で、特に若年女性の未遂が際立った。
 女性は薬物使用や自傷による自殺未遂が以前から多いが、自治体の対策は自殺者の7割を占める男性が中心になりがちだ。ライフリンクによると、治療後の精神的ケアなどで未遂者を支援しているのは東京都荒川区や秋田市、大阪府警などに限られる。
 調査では、自分で自営業を始めた人の場合は経営難など最初の悩みを抱えてから2年、主婦は育児疲れやDV(ドメスティックバイオレンス)被害などで苦しんでから8年余りで、それぞれ半数が自殺する傾向も判明した。白書では、09〜12年の警察庁の自殺者数データも独自集計。雇用形態、年代、同居人の有無などの観点から地域性を探り、「主婦が多い」「自営業者が多い」などの特徴を市区町村ごとに分析した。白書はライフリンクのホームページ(http://www.lifelink.or.jp)で公開される。

 これがその白書。

 清水さんの話は何度か聞いたことがある。もちろん、自殺の問題を考えるときは、その根本的な原因について考え、解決しなければいけない。と、同時に、その人ひとりひとりに、原因から自殺するまでの経緯・人生が、それまでの人生の継続として存在している。そういう一人ひとりの人生に向き合おうという話だった。この白書もそのような内容。精神科医や弁護士などと共同の作業だという。自殺した人523人の遺族の協力を得て、5年間かけて聞き取り調査を行い、自殺に至るまでの過程・プロセスなどを詳細に分析している。自殺した人は平均して3,9個の要因を抱え、職業や年代によって、自殺に追い込まれる要因やプロセスなどが大きく異なる。地域別と重ねると、その地域で求められることも明らかになっているのだと思う。ちゃんと読まないとなあ。

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