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2013/03/29

~今国会で「子どもの貧困対策法」制定を!!~ 緊急院内集会

Dmm0s 朝、印刷所で一仕事をして、それから国会に向かう。表題の院内集会。さすがにあしながさん、規模が大きな集会だ。
 当事者の発言が続く。深刻な経済的困難の広がりと、それが子どもに集中的にのしかかっていることがよくわかる。そこで、中島さんの問題提起も。
 各政党からの発言があった(なぜか生活の党はこなかったけど)。全体として、超党派での子どもの貧困対策法制定に向かう雰囲気はある。期限を明確にした貧困率削減の目標値と実効ある計画が最大の要求なのだと思う。
 だけど、政党の発言はやはり温度は違う。保守政党は、貧困や子どものかかえる困難の原因についての言及はほとんどふれない。だから対策も抽象的。いわば、貧窮対策が必要だとともとれる。主催者の報告のなかでは、生活保護削減とバーターではいけないと言う発言はあったけど、よく考えると、この生活保護削減をすすめている政党もくわわっている。そもそも、生活保護削減は、子どもの貧困をいっそう深刻なものにするのだけれど。そもそも、三党合意にも、社会保障一体改革の法律にも生活保護削減がふれられている。そういうことを推進してきたこととの関係で、この対策法をどう位置づけるかはとても難しい問題。はたして、そのあたりのことをあいまいにして実効性あるものができるのか。
 だけど、共産党と社民党がいくら理想論を掲げても、現状では数の上では実現しないのは事実だから、そのもとでどうするのかということなんだろうけれど。ほおっておくと、基本法的なものだけがつくられて、「子ども被災者支援法」のように基本方針がさきおくりされてしまうということも起こる。もしくは法律そのものが骨抜きにならないのかという危惧もある。
 それを突破できるのは世論と運動の力か、やっぱり。そのときに、格差と貧困を一定容認したり、自己責任を強調する議論をどう打破するかが鍵になるのだろうな。もともと保守政党の主張はそこにあるのだし。国民の世論は、貧困はなくすべきだという意見と、現実にはしかなたながという意見でゆれている。ここを変えるような議論と運動を広げてこそ一歩ができるのかなあ。
 と言う点では、そういう世論の圧力をうけた保守勢力との大きな共同の重視とともに、主張すべきことは主張するしっかりした骨太の議論が求められるのだろうね。そんなことも考えながら議論を聞いた。

 TBSがニュースで報じた。

「進学の夢絶たないで」、“貧困の子ども”国会で訴え(TBSニュース)

 実は日本でも深刻な子どもの貧困の問題です。158万円、これが何の数字かと言いますと、母1人、子1人などの2人暮らしの家庭で年間所得がこれより少ない世帯を国は「貧困」と定義しています。日本では先進国の中でこの貧困の状態にある子どもの割合がきわめて高い状態となっています。国会で子どもたちが進学などの夢を絶たないでと訴えました。
 29日午後、東京都心の路上で子どもたちが声をあげました。デモに参加した子どもは150人。貧困状態から救ってほしい、そのための法律を作ってほしいというのが参加者の願いです。
 「一人でも多くの子どもたちが 社会の仕組みによって苦しむことのないように、具体的な法律が作られることによって、(貧困を)断ち切ることを願ってます」(母子家庭で育った大学生)
 国の調査では貧困の状態にあるとされる子どもの割合は15.7%。先進国の中でも高い数字です。中でも1人親世帯の貧困率は50.8%とOECD34か国中、最下位です。
 京都市からデモに参加した安田香澄さん(16)、4月から高校2年生です。安田さんは1歳のときに父親を亡くし、母親と兄と3人で生活してきました。デモの前に議員会館で行われた集会。多くの参加者とカメラの前で安田さんは、あえて自分の家庭の厳しい状況をこう明かしました。
 「普段の生活で我慢しないといけないことはたくさんあります。ウインナーを細かく刻んで、おなかいっぱいになるように工夫したり、もやしにいろいろな味をつけてご飯を食べたりしました」(安田香澄さん)
 安田さんは大学の理工学系の学部への進学を希望しています。教科書代や修学旅行費などを払うので精一杯ですが、同級生と同じように勉強を続けていくことが出来るのか、不安を感じています。
 「同級生では、さらにお金を払い塾に通う人がいます。正直、そんな人に勉強ではかないません。その差を私たちはどこで埋めれば良いのでしょうか」(安田香澄さん)
 今年8月からは生活保護の基準も引き下げられます。それにあわせて今国会中に議員立法で、「子どもの貧困対策法案」を制定する動きが、与野党に広がっていますが、集会を開いたグループは子どもの貧困率を10年後に半減させるといったような具体的な数値目標を法律に盛り込むことを求めています。
 安田さんたちは午後、下村文部科学大臣と面会。下村大臣は「政府としても、議員立法制定の動きをバックアップしたい」と法案化に前向きな姿勢を示しました。
 「子どもが安心して貧困でも暮らせる社会になってほしいと思います」(安田香澄さん)

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