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2013/03/08

ひとりも殺させない: それでも生活保護を否定しますか

25530060_1 すごい本が出た(別に同じ内容のページがダブっているからではありません。書かれている内容がすごいのです)。著者はほっとプラスの藤田さん。ボクの子どもの世代にかなり近い。さいたまで、ホームレスの自立支援をなさっている方だ。その活動の原点ともいうべき、孤立死と向き合った経験。その死の背景にある困難を見たときに、社会保障は「自助」が基本など、自己責任論というものがいかに誤りかがよくわかる。この間、強められた「不正受給」バッシングも、それが「不正」と離れて拡大されているなかで、生活保護利用者の実際の姿と声を紹介するなかで、それでも責めるのかと問いかける。そして、現在の問題の本質の1つが、むしろ困難な人々の自立を支えるような制度になっていないことにあることを明らかにし、それをすすめるためにソーシャルワークの視点の重要性を説く。もちろん、自立支援は、一歩間違うと自己責任に転じてしまう(障害者のそれのように)のだけれども、だからこそ、いかに自立を阻んでいるものと正面から向き合うのか、その支援の専門性も問いかける。こうしたことを基礎に、生活保護の制度をどうかえるのかという問題、そして、支援者がたんに支援にとどまらず、社会的な発信とむすびつけながらその活動をおこなうことの必要性を主張している。そして最後には、片山さつきさんへの正面からの反論。ほんとうに共感できる一冊だった。多くの人に読まれてほしいと思う。

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コメント

あ~あ、全然進歩ないねえ。生は絶対、死は悪、平和は絶対善、戦争は絶対悪。僕は悪を否定する絶対的よい子。身の毛もよだつわ。な、何かを絶対悪だと否定すれば、否定する立場は絶対善。だからなんでも否定すれば永遠によい子でいられる。バカ左翼何でも反対党の精神構造。それがどうなった?もうじき国家反逆罪で死刑。戦争は悪、武器は悪、じゃあ金属バットも悪だよな。概念は実体じゃないんだよ~。馬と同じでひも一本で繋がれてやがる。ほんとどうしようもない低能児、ことばにしがみついて鸚鵡返しすると餌がもらえる。日教組家畜教育。
概念の相対もわかんない。人は現象なのにね~、お前一生死なないつもりか、厚かましい。いろは歌も知らんだろ。勿論教えてやらんが。

本質的に見れば、社会保障に関しては、自助が基本にあることは言うまでもありませんが、共助ならびに公助というところが欠落しているがために、生活保護に付いて言えば、ごく一部に過ぎない不正受給の問題ばかりを、全体の問題として勝手に勘違いして、少しでも生活保護予算を切り詰めることばかりを目的として、一部の強欲な大企業や富裕層からすれば、自分達に過酷な負担を強いられることに対して物凄い抵抗を繰り返してばかりして、勝手に人件費を削減し、それが生活保護支給額を引き下げたり、あるいは、生活保護の申請を遠慮させてしまうことに繋がって、生活に困っている人達に対して、生活保護を受けることも出来ず、あるいは生活保護受給者に対して、肩身の狭い思いをさせることに繋がって、挙句の果てには自殺にでも繋がってしまうということこそが、一つの真実として見れば、まともな日本国民からすれば、此れ程悲しいことは無いと同時に、世界的に見れば、これが従軍慰安婦の問題にでも置き換えれば、幾らでも物凄い笑い話にしかならないことでしか無いという事もまた真実として向き合えば、聞いて呆れるばかりでしか無いと同時に、これほど恥ずかしいことはございませんよね。
たださすがに、生活保護の不正受給者を減らすことに取り組むのは大いに結構なことであることは言うまでもありませんが、だからと言って、本質的には、ほんのごく一部に過ぎない分けだし、その中でも、極めて悪質なごく一部の不正受給者を除いては、幾らでも目を瞑ってあげること位は、出来て当然のことですよね。
これをアメリカにでも置き換えれば、それこそ騙されたふりをして、貰えるものは貰っておいてあげようとするに決まっているし、日本からすれば、これが、貧困や飢餓難民等を抱える発展途上国なら、同情の余地はあるものの、経済大国でもあるアメリカが、このような生活保護不正受給者の真似をするとは聞いて呆れるばかりでしかございませんよね。
これが中国なら、騙されたふりをして幾らでもアメリカを揺さぶることは簡単に出来るところでしょうが、日本としては、さすがに難しいのは致し方無いものの、アメリカの言いなりと言っておきながら、結局のところは、ただ自分たちの権力欲のことしか考えていないがために、何も言えないのだとすれば、余りにも情けないし、悲しいこととしか言い様がありませんよね。
ただ、これが中国なら、騙されたふりをして、それこそ貰いすぎたところは、遠慮なく減らしてあげると同時に、減らした分は、どうぞ他の受給者の皆様に廻してあげて下さい、とでも言ってあげれば良いのだし、そうでなければ、貰えるものは貰って置いて、貰いすぎた分は、取り敢えずそっと静かに溜め込んでおきながら、被災地の皆様に寄付をしてあげたり、あるいは、いざ返還義務を迫られた場合には、幾らでも喜んで返還に応じてあげると同時に、返還した分は、どうぞ他の受給者の皆様に廻してあげて下さい、とでも言い返してあげれば良いだけのことですよね。
余程、極めて悪質な不正受給者については、騙されたふりをして、どうぞ幾らでも勝手に死んで下さい、という事で、そっと静かに見捨ててあげる様にすれば良いだけのことだし、結果的に、不正受給者に関しては、幾らでも減らすことに繋がると同時に、最低賃金水準を生活保護の受給水準を下回ることが無い様に、幾らでも底上げして行くことで、これを生活保護受給水準の上限とすることで、農家への個別所得補償をはじめ、最低保障年金にも適用することにして、この財源については、それこそ大企業ならびに富裕層に幾らでも増税し、社会保険料等の負担についても、富裕層に対しては、幾らでもたくさん払ってあげることが出来る様にすれば良いだけのことだし、この全てを生活保護をはじめ、こうした生活に困っている人達に幾らでも廻してあげることにだけに使えば良いのだし、怪我や病気などで困っている人達には、幾らでも必要な医療サービスや、高齢者の皆様には、幾らでも必要な介護サービスを低負担で受けることが出来る様にすれば良いのだし、責めてもの愛国心があれば、稼げば稼ぐほど、幾らでもたくさんの税金や社会保険料を喜んで払ってあげることで、変な見栄を張ることもせず、むしろ喜んで、幾らでも身を縮めて、地味で質素な生活をして行くことで、ただひたすらにひっそりと生きていくことだけを大いに誇りとして、世界に見せつけて行供養にすることも出来て当然のことだと割り切れば良いのだし、財界に対しては、騙されたふりをすることで、大企業に対する法人実効税率を80%にまで引き上げる代わりに、中堅企業ならびに中小企業に対しては、減税してあげる様にすると共に、電力料金の値上げが必要なら、それこそ大企業に対してだけに幾らでも値上げして節電に協力させることも出来て当然だし、株価なんか幾らでも下落させて、謝礼程度の配当金だけでも末永く還元してあげることで満足して頂ける投資家の皆様だけに、幾らでも株主になって頂けば良いのだし、為替は幾らでも円高にして行くことで、中国や韓国に対しては、上手く騙されたふりをして、人民元や韓国ウオンについては、くれぐれも円よりも高くならず、ドルよりは安くならない様にご留意下さい、とでも言ってあげることで、経済力では幾らでも喜んで敗北してあげることになっても構わないのだし、日本経済は喜んで縮小均衡となってあげることで、アメリカに対しては、騙されたふりをして、日本の強欲な大企業ならびに、これにしがみつく事しか出来ない様な使い物にならない間抜け連中については、どうぞ幾らでも叩き潰して下さって結構ですから、とでも申し上げれば良いだけのことですよね。
そうすることで、生活保護受給者の中でも、少しでも就労意欲のある方であれば、これにしがみつくこともせず、むしろ少しでも稼ぐことが出来る様になれば、喜んで生活保護支給額を減らしてあげることで、減らした分は、他の受給者の皆様に、どうぞ廻してあげて下さい、ということで幾らでも廻してあげることに繋がるばかりでなく、生活保護予算が余った場合には、今度は農家への個別所得保障にでも、どうぞ廻してあげて下さい、とでも言ってあげれば良いのだし、あるいは、どうぞ最低補償年金にでも廻してあげて下さい、とでも言ってあげれば良いだけのことですよね。
そうすることで生活保護受給者が確実に減ることに繋がれば、余った予算については、借金の返済に充てる様にすれば良いだけのことだし、そうすることで財政規模は縮小することに繋がって、更には貧富の格差も一定の範囲内に縮小し、固定化することで、誰もが損することもなく、誰もが得することが出来て、日本経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来るだけの社会福祉国家へと生まれ変わることなって、これが国境を乗り越えて行くことで、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、様々な文化の違いというものを幾らでも乗り越えて行くことで、共に幸せに暮らすことが出来て、国際社会全体の平和と安定に繋がることで、日本が見直されることになれば、幾らでも喜んで地球市民社会の中にひっそりと埋没させることになったとしても、此れ程素晴らしいことは無いし、此れ程誇らしいことも無いし、此れ程喜ばしいことも無いし、何も言うことはございませんよね。

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