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2013/03/05

改正労働契約法と非常勤、任期教員問題

 わが家でも、家族みんなはなぜか、どんどん、不安定な仕事へと仕事へと突っ走ろうとする、やりたいこと、しなければならないことと、安定はなかなか結びつかないこの現実。いよいよわが家も不安定モードが全開となりそうだけど。

 そしてFBでも若い研究者のあいだではこの問題が大きな問題になっている。労働契約法によって有期労働は5年を超えれば無期契約期待権が成立するというもの。これを逆手に、有期契約の雇い止め、更新をしない状況も広がる気配があるのだ。先日の国会での議論ではこんな議論があった。

田村氏 上限5年 合理性なし 文科相 「(更新を)うながす」

 改定労働契約法では有期契約労働者が5年を超えた場合、本人が申し出れば期間の定めのない「無期契約」に転換できることが明記されました。田村議員の質問に、田村憲久厚労相は「無期契約労働者の雇用の安定をはかるのが目的だ」と答えました。
 ところが大阪大学では、就業規則を一方的に変更し、更新回数の制限がない任期付き教職員をはじめ、上限が6年や10年とされていた短時間職員も一律「5年を超えないものとする」と変えようとしています。
 田村議員は、就業規則変更は法改定があったからだと大学側が説明していることをあげ、「無期転換の申し込み権を最初から奪うものだ」と批判しました。…

 労働契約法の改正は、本来、有期労働を制限することを目的としたはずだ。それが、雇い止めの口実になるというのは、大学にかぎった事例ではない。だけど、大学ではすでに、旧帝大の教員でも任期教員は少なくない。非常勤の問題はなおさら。私学では広範に存在している。このままでは、大学という教育機関そのものの存立が揺り動かされようと言う事態になってきている。うーん。

 だけど、同時に、この事態というのは現在の働かされた方、これは大学という場においてさえ存在していた不安定で、人権を無視した働かされ方が、実はどんな問題だったのかをあらためてうきぼりにしているという面もあるのだろうなって痛感させられる。そういうなかで成り立っているという日本の大学。より言えば、根底には、それでも、競争的な環境で、大学をふるいにかけようという財界の大きな意図も垣間見えるのが現在の事態なんだろうなとも思う。

 いったいどうなるのだろうか?

 だけど、どんな困難があっても、前向きで、生きたい道、やりたい意思を大事にしながら、精一杯頑張らないとなあ。などもともね。

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