認可保育所不足 さいたまでも異議申し立て 母ら「現状改善を」
うん。どんどん動きはひろがりそうだ!
認可保育所不足 さいたまでも異議申し立て 母ら「現状改善を」(東京新聞)多くの子どもが認可保育所に入れない問題で、さいたま市内の親たち七人が二十五日、二〇一三年度からの認可保育所への入所を認めなかった市に対し、行政不服審査法に基づく異議を申し立てた。埼玉県内での集団異議申し立ては初めて。
さいたま市では、一三年度当初の募集定員三千八百八十六人に対し、五千五十二人の入所申し込みがあり、一次募集では約三割の千六百七十三人が認められなかった。
申立書では「子どもが保育を受ける権利を侵害され、親らは就労が困難になるなどして困窮する」と訴え、入所を認めなかった市の処分の取り消しを求めている。
申立人となった会社員石井有希(ゆき)さん(34)=さいたま市南区=は、一歳になったばかりの四男の入所が決まらず、申し立てへの参加を決断。「区の窓口では『やるだけむだですよ』と言われた。納得できない。集団で動くことで現状が改善されれば」と訴えた。
母親たちはこの日、集団申し立てを呼び掛けた会社員阿部一美さん(34)=さいたま市緑区=ら支援者と市役所を訪れ、担当職員に申立書を手渡した。市は審査の上、できるだけ早く理由とともに結果を通知するとしている。
今回の異議申し立ては、東京都杉並区などの母親らによる集団申し立てを知った阿部さんらが、インターネットのブログなどを通じて呼び掛けた。
市議会議員などに交渉にいくと、「認可保育園など、いまの財政でできるはずがない」などと、切ってすてる人がいる。だけど、法律を真面目によめば、行政には保育をする義務がある。学校がどんなことがあってもつくられるのに、なぜ、保育園はつくられないのか。そして認可保育園の認可という意味は、子どもが安心して、暮らし、成長する、最低限の基準なんだ。
もともと、「子どもをあずけて働くなど、それは自己責任だ」という根強い発想がある。ボクらの世代も、そういう心ない言葉をあべせられてきた。
若いお父さん、お母さんたちは、政治とは遠いもの、そう簡単に変わるものではないもの思っていた人も多いと思う。しかし、社会的に解決をしないと、政治的な解決をしないとと立ち上がっている。切実な思いをもっての行動。それはまだ小さい動きなのかもしれないけれども、ここから何かはじまるのかもしれない。そして、何としても動かさなければいけない。
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