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2013/03/12

名護漁協、埋め立て同意 国と補償交渉へ

 かつて、15年と少し前に住民投票がたたかわれ、そして一転受け入れが表明された。名護の選挙では、いつも機密費などの膨大な資金が動くという噂までもある。では、この漁協とはどういう団体なのか?

名護漁協、埋め立て同意 国と補償交渉へ(沖縄タイムス)

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、沖縄防衛局が名護漁業協同組合(古波蔵廣組合長)に提出した公有水面の埋め立て同意申請で、同漁協は11日、名護市内で臨時総会を開き、埋め立てに同意することを賛成多数で可決した。同漁協の交渉委員会が今後、国と漁業補償などについて交渉する。同漁協は交渉がまとまらない限り同意書は提出しない方針。
 同漁協によると総会には正組合員96人のうち91人(本人出席78人、委任状13人)が出席。同組合が漁業権を有する辺野古海域における漁業権の一部消失と埋め立て同意について、議長を除く組合員90人が無記名投票し、賛成88人、反対2人で可決したという。
 補償交渉を同漁協の交渉委員会と理事会に、補償費の分配を配分委員会にそれぞれ一任し、交渉委が補償交渉を進め最終的に理事会が判断することを決めた。
 交渉委員会の委員長も務める古波蔵組合長は「(組合員から)一任されたということは大変重く責任を感じている。漁民が後悔しないようにしっかりやっていきたい」と述べた。
 古波蔵組合長は「(組合が求める補償額で)政府が英断すれば明日にでも提出する」と語る一方で、「決裂したら同意書は出さない」と断言。政府は、漁協から同意書提出を得て、3月中にも県に埋め立て承認申請を提出したいとしているが、補償交渉のめどは不透明な状況が続いている。
 組合員に熟慮を求めていた稲嶺進名護市長は「大変残念で、寂しく悲しい。事務的な手続きが進んでも実際に(移設が)前に進むことにはつながらない」とあらためて移設反対を強調した。
 武田博史沖縄防衛局長は「引き続き漁協からの同意書が得られるよう努力していく」との談話を出した。

 タイムスによると、稲嶺進名護市長が「目の前の一時的な補償のために受け入れていいのか」と熟考を求めたのに対し、古波蔵組合長は総会後、「それは彼の勝手でしょ。われわれは組合の勝手で、関係ねー」と語ったという。この軽い発言には、将来にわたって、漁業権を売ることにたいしての、真摯な検討の結果の言とは相いれないものを感じるのはボクだけではないと思う。たしかに、長い間、アメによって維持されてきた米軍基地のまわりには、いまだに利権が存在することは否定できない。そのアメとの関係を、そのひづみの構造をただそうという動きこそいま強くなっているのだ。たとえば辺野古の現区長は、受け入れ推進派であるのも事実。17日には、なかり久しぶりに区長選挙が実施される。この結果にも注目される。そういう巻き返しと、利権の構造を一歩一歩崩しながらの激しいたたかいが沖縄ではいまもおこなわれている。それでも、自民党は、辺野古移設で信頼を取り戻すと強弁する。その、あまりにも不誠実さを、本土でもっと糾弾する声を広げなければならない。

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