RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
昨日、いつもの韓国時代劇のながれで、なんとなく見てしまった。なかなか面白かった。リストラをすすめていたエリート社員が、母の病と親友の死を契機に転身する。ただ、映画は、たんたんとしていて、その葛藤は描かれていないのは、少しつまらないのだけれども。
だけど、風景も豊かで、人の描写もやさしい。母親役の奈良岡朋子の慈愛に満ちた表情の演技がなんともよかった。少なくとも、夢まではいかなくても、人として生きることが阻まれたことに疑問をもったとき、人としても生活を大事にする、そんな勇気って大事だ。いろいろあっても、そういう歩みを一歩でもすすむべきだという思いは失ってはいけなという励ましでもあるのだろうと思えてくる。まあ、ボクのような世代にはいい応援の映画なんだろうと思う。
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