RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
昨日、いつもの韓国時代劇のながれで、なんとなく見てしまった。なかなか面白かった。リストラをすすめていたエリート社員が、母の病と親友の死を契機に転身する。ただ、映画は、たんたんとしていて、その葛藤は描かれていないのは、少しつまらないのだけれども。
だけど、風景も豊かで、人の描写もやさしい。母親役の奈良岡朋子の慈愛に満ちた表情の演技がなんともよかった。少なくとも、夢まではいかなくても、人として生きることが阻まれたことに疑問をもったとき、人としても生活を大事にする、そんな勇気って大事だ。いろいろあっても、そういう歩みを一歩でもすすむべきだという思いは失ってはいけなという励ましでもあるのだろうと思えてくる。まあ、ボクのような世代にはいい応援の映画なんだろうと思う。
« 2012高校教育シンポジウムin東京の第二日目の話(日曜日) | トップページ | F35部品輸出容認へ 武器三原則の例外に »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- PFAS 公害裁判 そしてトラツバ(2024.09.12)
- 「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」(2024.09.10)
- 自民党総裁選への「現職」不出馬、菅義偉・前首相に続き2代連続…鈴木善幸氏や海部俊樹氏の例も(2024.08.14)
- 『沖縄県知事 島田叡と沖縄戦』と「島守の塔」(2024.07.28)
- 「奥能登に生きる〜2つの過疎の町と震災〜」(2024.07.21)
« 2012高校教育シンポジウムin東京の第二日目の話(日曜日) | トップページ | F35部品輸出容認へ 武器三原則の例外に »
コメント