中国艦船による海自護衛艦へのレーダー照射について
ものすごい緊張状態が続いている。中国の指導部による「戦争を準備せよ」という指示とされるものの意味をすごく考えさせられる。もちろん、現在の事態が、すぐに戦闘状況や戦争につながるわけではない。事実として、アジアでは、こういう緊張関係が繰り返されるなかで、外交が展開されてきたわけだから。中国自体も、軍事的な緊張の拡大など臨んでいるわけではないことははっきりしている。中国にとってもこと経済の面でいえば、日本はきりはなすことのできない重要なパートナーでもあるわけだから。
ただ、事態の全容がボクによくわかっているわけではないし、そういう意味では、ここからはボクの狭い私見ではあるのだけど。たとえば、今後のことを考えるときに、軍同士の一定の関係が築かれなければならないということを指摘する人がいる。米中だった、軍同士の交流や情報の交換がされているわけだから、日中間のそれが必要なことは言うまでもない。だけど、それは、物事の一面でしかないと思う。なぜなら軍ほど、イデオロギーが強く反映する側面があるからだ(もちろん軍のリアリズムという側面もある)。日中間は、経済的な交流はもっともすすんでいる。だけど、政治的外交的な関係は大きく弱点になっている。とりわけ、契機となっている領土の問題は、中国にとっては歴史問題でもあるわけだから、なおさらひけない問題でもある。だからこそ、この間の経過を冷静に、検証・総括をおこなって、どこに外交的な糸口があるのかという知恵が出されないと、事態の打開は困難でもある。ところが、この間の、日本の外交のありようはそういうことがなされている節はない。どうも外交的にどのように、手をうとおとしているかというか、どういう東アジア外交を展開しようとしているのか、その姿が正直よくわからないのだ。
もちろん、中国の軍事的な挑発行為には、きっぱりとした抗議の意思を示す必要があるのだろうとボクも思う。だけど、同時に、外交的な回路をどうつくるのか、どういうメッセージをおくるのかということが真摯になされないと、小手先の接近では、なかなか事態が前に動きそうにない。うーん。
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