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2013/02/08

オスプレイ わが物顔で住宅地旋回

 沖縄でのオスプレイからのボトル落下事件は大きな衝撃を現地でひろげている。

オスプレイ わが物顔で住宅地旋回(沖縄タイムス)

 プラスチック製水筒の落下が明らかになった翌日の旋回飛行訓練。重低音を響かせ、機体を傾けながら住宅地上空を次々に飛ぶオスプレイに、宜野湾市民は墜落の恐怖を口にし、「無神経だ」「市民をばかにしている」と憤った。
 滑走路北側に位置する野嵩では7日、20分間にオスプレイが20回上空を通過した。野嵩一区の新城嘉隆会長は慌てて公民館屋上に上り、旋回訓練を見つめた。「水筒落下があったばかり。午前中は静かだったのに、あまりにも無神経だ」と悔しがった。
 この日海兵隊幹部や沖縄防衛局長が県や市に謝罪したが、「謝ればいいという問題ではない。大きな事故が起きたらどうするのか」と途方に暮れた。「何度も言っているが、オスプレイだけでなく、ほかのヘリも認めていない」と怒りをあらわにした。
 宜野湾市には苦情が3件寄せられた。飛行ルート下に住む男性は水筒落下で「何か落ちるのではないかと、少しの物音でも跳び起きてしまい(6日夜は)眠れなかった」と話した。旋回飛行訓練中に電話した男性は「落下物で市民を恐怖に陥れているにもかかわらず、4機が上空を旋回する。厳重に抗議してほしい」と語った。
 昨年6月、オスプレイ配備反対の宜野湾市民大会でガンバロー三唱の音頭を取った市青年連合会の石原田耕二会長は「沖縄と米軍、日本政府の考え方が違いすぎる」とため息をついた。「宜野湾市民はオスプレイをまったく認めていないし、現状に納得していない。憤りがなぜ伝わらないのか」と語気を強めた。
 市婦人連合会の平良エミ子会長は「悲しくて、もう言葉にならない」と声を落とした。全41市町村の代表や県議らが展開した東京行動に大きな期待を寄せていた。「それでも政府は聞く耳をもたない。私たちは一体何なのか。わが物顔で飛ばれてあぜんとするしかない。(現状に)慣れてはいけない、と思うのが精いっぱいだ」と体を震わせた。

 安全な運用を名目にとりきめられたことがらは、何もまもられずに、平然と、わが物顔で、街の上をとぶ。落下物でいえば、先月16日、米サンディエゴのミラマー基地では、離陸直後のオスプレイから洗浄液入りの容器が落下した事故が起きていて、容器は民間地の建物の屋根を突き破り、車6台が損傷する被害が出たそうだ。いずれにしても、大事故につながりかねない事態が続いている。

 そもそも、オスプレイは飛行中、荷物搭載口を開放することが大半だという。それで、2011年にはアフガニスタンで乗員が機体から転落し、死亡する事故までおこしている。つまり、機体が欠陥というだけではなく、運用のありようそものが危険なのだ。そんな危険なものが、日常的に上空を飛ぶ。そのことについて、何の手もうたない日本政府。
 これは、ほんとうに許せない事態なのだ。

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