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2013/02/21

アカデミズム雑感の続き

 先日、アカデミズムにかかわっての感想めいたものを書いたら、ちょっとした反応がよせられた。いろいろ関心がもtれているのだなあと、痛感した。ボクは、現職の教師たちが大学院で学ぶこと、機会があれば研究職につくことについて否定したいわけじゃない。その意義は、ものすごく大きいと思っている。また、現実の大学院教育が、大幅な定員増の一方で、成果主義業績主義が強まり、若手がなかなか研究者として深まりきらない現状についても批判的でいる。そのうえで書いた話。

 反応をみていくと、1つは教員養成に持ち込まれる権力統制という側面がまずある。あきらかに文科省―教育委員会のおぼえのいい教師が大学に進出する。近年、教職系の大学はシラバスを直接、文科省が管理するなど、大学の自治、学問の自由などと程遠い現状があるが、さらにその先に、人事まで動かそうとしているのだ。
 もう1つは、高等教育のあり方そのものが問われているということ。
 そこで、思い出すのが、今度の教育再生でも、高等教育が最も細かく俎上にのっているということ。その核心は、グローバル人材をつくる高等教育と職業的人材を輩出する大学との分化。言ってみれば前者にはカネを集中的につぎ込み、後者には効率を求める。だけど、これは自民党だけが言っているのではなく、文科省のこの間の議論も、去年の田中真紀子大臣の騒動もそういうながれのなかにある。大学に現場の人間がふえるのもその流れだろうとも言える。

 問題が、どんな大学が必要なのかということの中身なのだと思う。そのためにも、大きなそういう経済や政治の圧力のなかでも、大学の価値や到達点をまもらなければならない。そういうがんばりを、ストレートできた若手も、現場からきたベテランも、力をあわせて、しめしてほしいと思うし、そういうことがいま必要なんだろうなあと思う次第。高等教育問題は、よくよく、チェックしておかないといけないよなあ。

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