首相の謝罪見直し「深刻な過ち」 NYタイムズが強く批判
アメリカから予想された当然の反応。
首相の謝罪見直し「深刻な過ち」 NYタイムズが強く批判(共同通信)3日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、安倍晋三首相が、従軍慰安婦問題を謝罪した河野洋平官房長官談話の見直しなどを示唆していることについて、「日本の歴史を否定する新たな試み」で、日韓関係を極度に悪化させかねない「深刻な過ち」だなどと強い言葉で批判する社説を掲載した。
社説は、昨年12月31日付の産経新聞に掲載された安倍氏の単独インタビュー記事の内容を紹介。従軍慰安婦問題をめぐる河野官房長官談話に関して、強制性を示す直接的証拠が見つからなかったと述べたとした。
例の産経新聞インタビューはこのブログでも紹介した。
前回も批判はアメリカから来た。今回の批判に産経新聞は、「インタビューにおける安倍首相の見解はこうした経緯を踏まえたものだが、ニューヨーク・タイムズ社説は物証を挙げないまま、強制性を前提に見直しの動きを批判している」と開き直り、「安倍政権誕生となると、北京の論客たちはあらゆる機会をとらえて『日本はいまや右傾化する危険な国家だ』と非難し続けるでしょう。しかし『右傾化』というのが防衛費を増し、米国とのより有効な防衛協力の障害となる集団的自衛権禁止のような旧態の規制を排することを意味するのなら、私たちは大賛成です」とグリーンの発言を紹介までしている。だけど、それはやはりアメリカの一部反動派の議論にすぎないだろう。さてアメリカからの批判を安倍さんは、今回はどう答えるのだろうか?
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